2010年にフィーチャーフォン向けに配信されたファンタジーRPG『ロストセイヴァー』が、「G-MODEアーカイブス+」で復刻される。Nintendo Switch版は2026年10月15日、PC(Steam)版は同28日の配信予定で、価格は800円(税込)だ。
いまのスマートフォンでは遊びにくくなった携帯電話時代の作品を、当時の姿を残して現行機で楽しめるのがこの復刻シリーズの目的。本作は19種類のジョブ、装備合成、街の発展といった育成要素を備えており、単に懐かしいだけで終わらない作品になっている。
19種類の職業を育てる長編RPG
原作は旧バンダイナムコゲームスが2010年に配信したRPG。『ロストクロニクル』の世界観を受け継ぐ作品で、主人公は出生の秘密と向き合いながら滅びに向かう世界を旅する。25の国や地域だけでなく、魔界や霊界、神界などにも冒険の舞台が広がる。
ファイターやプリーストを含む19種類のジョブがあり、転職後も習得したスキルを引き継いで育成できる。開発元は総プレイ時間が60時間を超える規模と説明しているが、実際の所要時間は遊び方によって変わる。短編の復刻作品だと思って始めると、ボリュームの大きさに驚くかもしれない。

装備合成と街の発展にも注目
アイテムは1000種類、登場モンスターは200種類以上と案内されている。装備に関わるアイテム合成は約300種類あり、素材の収集と組み合わせによって強い装備を作ることができる。育成の自由度は職業選びだけに限らない。
戦闘に参加できるのはパーティーの最大3人で、これはオンラインで3人が協力するという意味ではない。ゲーム自体のプレイ人数は1人だ。ギルドの依頼をこなすと街のレベルが上がる仕組みもあり、フィールド探索と拠点の成長を行き来して遊べる。

前作との関係は世界観の継承
前作に位置づけられる『ロストクロニクル』も「G-MODEアーカイブス+」で復刻されている。ただし今回の公式発表が明記しているのは「世界観の流れを汲む」という関係で、物語の直接的な続きや前作クリアの必須条件については説明されていない。続編だからといって、前作を遊んでいないと始められないと断定するのは避けたい。
一方で、開発元は『ロストクロニクル』より総プレイ時間が増していることを訴えている。二作品を続けて遊べば、フィーチャーフォン時代のRPGがどこまで作り込まれていたかを比較する楽しみもありそうだ。

Switchが先行、Steamは約2週間後
価格は800円(税込)で、対応言語は日本語。Nintendo Switch版は10月15日から、Steam版は10月28日からの配信予定だ。Nintendo Switch 2専用タイトルという案内ではなく、Switch向けソフトとして掲載されている点も購入前に押さえたい。
今回の復刻は現代風の3Dリメイクではなく、携帯電話向けアプリの再現を目指す「G-MODEアーカイブス+」の一作。最新作と同じ操作性や演出に置き換わるわけではないが、当時の長編RPGが手頃な価格で再び遊べることには意味がある。



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