『グランツーリスモ7』「Spec IV」第1弾は10月15日。F355など6台とSUGO追加

グランツーリスモ7 Spec IV ゲームニュース
『グランツーリスモ7』大型無料アップデート「Spec IV」

ポリフォニー・デジタルは10月3日、『グランツーリスモ7』の大型無料アップデート『Spec IV』第1弾を、2026年10月15日に配信すると発表した。新コース『スポーツランドSUGO』や6台のクルマに加え、カーコンシェルジュなど複数の新機能が追加される。

『Spec IV』は10月と12月の2回に分けて配信されるため、発表済みの新要素がすべて10月15日に入るわけではない。今回は10月分を中心に、12月へ持ち越される内容も分けて整理してみよう。

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「Spec IV」第1弾は10月15日配信

「Spec IV」は、2027年に迎えるシリーズ30周年に向けた無料大型アップデートだ。10月3日に開催された「グランツーリスモ ワールドシリーズ 2026 ラウンド3 – シンガポール」で第1弾のトレーラーが先行公開され、国内向けには10月15日(木)配信予定であることが明らかになった。

グランツーリスモ7 Spec IVの走行シーン
「Spec IV」は10月と12月の2回に分けて配信される

アップデートは10月と12月の2段階構成。合計では2つのコースと12台のクルマ、新モードなどが追加される予定だが、第1弾だけを見ると新コースと6台のクルマ、クルマの収集や鑑賞に関わる新機能が中心となる。

F355からステップワゴンまで6台追加

10月の目玉となる新コースが「スポーツランドSUGO」だ。アップダウンに富む国内のテクニカルサーキットが新たに収録され、あわせて6台のクルマと「Spec IV」オープニングムービーが追加される。

10月3日の「Spec IV – Part 1」トレーラーでは、10月に追加される6台も明らかになった。公式ニュース本文では現時点で車名一覧までは掲載されていないものの、映像で確認できるラインナップは以下の通りだ。

  • シトロエン 2CV 6 Charleston ’86
  • フェラーリ F355 Berlinetta ’94
  • ホンダ Civic Si Group A Version ’87
  • ホンダ STEP WGN SPADA Premium Line ’23
  • マツダ RX-VISION GT3 EVO
  • Xiaomi Vision Gran Turismo

スポーツカーやレーシングカーだけでなく、シトロエン2CVやステップワゴンまで入るのが『グランツーリスモ』らしいところ。なかでも注目したいのが、フェラーリ F355 Berlinettaとホンダ Civic Si Group A Versionの2台だ。

F355 Berlinettaは90年代フェラーリを象徴する1台

フェラーリ F355 Berlinettaは、348の後継として1994年に登場したミッドシップスポーツだ。3.5Lの自然吸気V8エンジンは1気筒あたり5バルブを採用し、最高出力380hp、最高速度295km/hを実現。直線的な印象の強かった348からスタイリングも大きく変わり、1990年代のフェラーリを代表する1台となった。

フェラーリ F355 Berlinetta
フェラーリ F355 Berlinetta

画像:Calreyn88 / Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

F355は性能だけでなく、リトラクタブルヘッドライトを備えた低いボディや自然吸気V8ならではのキャラクターでも人気が高いモデルだ。『GT7』では最新スーパーカーとは違う、1990年代らしいフェラーリの走りを味わえる1台として注目されそうだ。

Civic Si Group AはVTEC誕生にもつながるレーサー

ホンダ Civic Si Group A Version ’87は、市販のシビックSiをベースに全日本ツーリングカー選手権のグループAを戦ったレーシングカーだ。ベースとなったZC型1.6L DOHCエンジンは、HondaがグループA参戦を見据えて開発したもので、シビックSiを市販することでホモロゲーションに必要な生産台数もクリアした。

1987年 Honda Civic Si Group A
1987年 Honda Civic Si Group A

画像:Morio / Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

シビックは1985年シーズン途中からグループAの1600cc以下クラスに参戦し、1986年からシリーズ終了の1993年まで強さを発揮した。さらにHondaによれば、このZC型をベースとしたレースエンジン開発で蓄積したバルブタイミングやリフト量などの知見が、1989年に登場したB16A型VTECエンジンの開発にもつながったという。『GT7』に追加される1台から、後のHondaを象徴するエンジン技術へと歴史がつながっているのが面白い。

グランツーリスモ ワールドシリーズ 2026 シンガポール
10月3日のGTワールドシリーズで「Spec IV」第1弾のトレーラーが先行公開された

ゲーム周辺の機能も増える。新車では買えないクルマを扱う「ビンテージ」、中古車・レジェンドカーを取り寄せる「カーコンシェルジュ」、ブランド別のドライビング体験「エクスペリエンス」、ガレージのクルマを鑑賞する「クルマを見る」が追加予定。さらにコレクターズレベルの上限も開放される。

オータムリンクとファミリーモードは12月

一方、シリーズ経験者が気になる「オータムリンク」の復活は12月分だ。従来のレイアウトに加えて大きく拡張された新レイアウトも用意され、さらに6台のクルマが追加される。

家族で遊びやすくする「ファミリーモード」、クルマがランダムに選ばれる「シャッフルレース」、世界中のプレイヤーと競う「オンラインドリフトトライアル」、グランツーリスモ・ソフィーの進化、パワーパックの上級者向け難易度も12月に予定されている。つまり、10月15日は「Spec IV」の完成形ではなく、その前半にあたる。ファミリーモードやオータムリンクを目当てにしている人は、12月の第2弾まで待つ必要がある点には注意したい。

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