コーエーテクモゲームスは9月16日、Team NINJAが開発する『Wo Long 2: Wings of Ember』を2027年3月4日に発売すると発表した。あわせて、PS5、Xbox Series X|S、PC向けの期間限定α体験版も配信されている。
『Wo Long 2』は、三国志をダークファンタジーとして描いたアクションRPG『Wo Long: Fallen Dynasty』の続編。前作で特徴的だった、敵の攻撃を受け流す「化勁」を軸とした戦闘を引き継ぎながら、戦場はオープンフィールドへと大きく変化する。α体験版は9月30日まで。発売に先駆けて、前作から変わった戦場や新たなアクションを実際に試せる。
『Wo Long 2』はどんなゲーム?

『Wo Long』は、『仁王』シリーズなどを手掛けるTeam NINJAが開発する“三國死にゲー”だ。2023年に発売された前作『Wo Long: Fallen Dynasty』では、後漢末期の中国を舞台に、歴史上の武将と妖魔が入り乱れる戦いが描かれた。敵の攻撃をタイミングよく受け流す「化勁」が戦闘の大きな特徴で、攻撃を防ぐだけでなく、そのまま反撃へつなげていく攻防一体のアクションとなっていた。
シリーズの世界累計プレイヤー数は2026年9月時点で800万人を突破している。続編となる『Wo Long 2』では時代が進み、天下が三つに分かれて英傑たちが争う三国時代へ。鳳凰の力を宿した新たな主人公が、武将や妖魔が待ち受ける戦場を駆ける。
2027年3月4日発売、α体験版は9月30日まで
発売日は2027年3月4日。対応機種はNintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam/Xbox on PC)となる。今回配信されたα体験版は、PS5、Xbox Series X|S、PC向けで、9月30日までの期間限定。Nintendo Switch 2版では配信されていない。
体験版では「長坂」の一部をプレイでき、新しくなったフィールド探索や戦闘システムを体験できる。オンライン協力プレイにも対応し、クリアすると製品版で使用できる装備「鳳雛の兜」が入手可能だ。あくまで製品版発売前のα段階であり、プレイヤーから集めた意見は今後の開発にも反映される。前作でも体験版から製品版にかけて「化勁」の受付タイミングが調整された経緯があり、今回もアンケートが実施されている。
前作のステージ制から“オープンフィールド”へ

前作『Wo Long: Fallen Dynasty』は、敵の攻撃を受け流す「化勁」を中心としたスピード感のある戦闘が支持された一方、評価が一枚岩だったわけではない。現在のSteamでは日本語・全言語ともにユーザーレビューは「賛否両論」で、Metacriticのユーザースコアも6.7。化勁への依存度の高さやミッション単位の構成、攻略の幅の狭さを指摘する声があったほか、PC版では発売当初の最適化不足も不満につながった。そうした前作を経て、『Wo Long 2』では化勁そのものを捨てるのではなく、戦場の構造や攻略手段を広げる方向で手が加えられている。
『Wo Long 2』で大きく変わるのが、戦場の作りである。前作ではひとつの戦場をステージ単位で攻略していく構成だったが、今作では戦場そのものを広いフィールドとして探索できるようになる。強敵や敵拠点が各地に配置され、どこから攻めるかをプレイヤー自身が選びながら戦場を制圧していく。
開発陣によると、前作では「化勁」の爽快感が評価された一方、攻略の幅が狭くなりやすいという課題もあったという。化勁ですべての攻撃へ対応できる反面、化勁が苦手なプレイヤーには攻略が難しくなりやすかった。そこで『2』では化勁そのものの気持ちよさを残しつつ、新要素「凰技」を導入。通常のアクションをさらに強化する仕組みで、「凰技化勁」では敵を吹き飛ばして別の敵へぶつけるなど、複数の敵を相手にする戦いにも対応できる。さらに、制圧した拠点へ武将を配置するといったストラテジー的な要素も加わる。単に広いマップになっただけではなく、「三国志の戦場を自分で攻め上げる」感覚を強めることが、オープンフィールド化の狙いのようだ。
前作の特徴だった化勁を捨てるのではなく、その周囲に新しい選択肢を増やす。α体験版は、『Wo Long 2』が前作からどこまで変わったのかを確認する最初の機会になりそうだ。『Wo Long 2: Wings of Ember』は2027年3月4日発売予定。α体験版は9月30日まで配信されている。



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