PlayStation Storeのセールで『バットマン:アーカム・コレクション』が792円になっていたので購入した。
これは『バットマン アーカム・アサイラム』と『バットマン:アーカム・シティ』、『バットマン:アーカム・ナイト』の3本をセットにしたパッケージだ。楽しむ時間を考えれば792円はとても安い。『バットマン アーカム・アサイラム』と『バットマン:アーカム・シティ』は以前プレイしているものの、『バットマン:アーカム・ナイト』だけは遊んでいなかった。3作品入って792円なら、アーカム・ナイトだけが目的でも十分プレイしておく価値はある。
そんなわけで今さらながらプレイ開始。現在は新しいバットスーツ「V8.03」を手に入れたところまで進めた。
久しぶりのアーカムシリーズ、操作には慣れが必要

久しぶりにアーカムシリーズを触って最初に感じたのは、バットマンの移動が思ったよりゆっくりしていることだった。
特に歩く速度が遅く感じる。実際には走るか、敵に見つからないようしゃがんで移動する場面が多いので、普通に歩くこと自体がそれほど多くないのだけれど、走るほどの距離ではないちょっとした移動がじれったい。最近遊んだ『ゴッサム・ナイツ』の感覚が残っているせいか、最初は少しもどかしさがあった。滑空にも独特の操作感があり、「アーカムシリーズってこんな感じだったっけ?」と昔の記憶をたどりながら遊んでいる。
もうひとつ地味に戸惑うのが、決定とキャンセルのボタン。これはPS5以前のゲームを遊ぶうえで“あるある”だろう。PS5になってから×が決定、〇がキャンセルになった。以前のPlayStationでは日本向けタイトルを中心に〇決定の感覚が染みついていたので、今でも時々間違える。ゲームそのものとはあまり関係ないのだけれど、久しぶりに昔の作品へ戻ると、こういうところでも時代の変化を感じる。ゲーム設定でボタン配置を変更できるものもあるが、なんとなくオリジナルのまま遊びたいという変なプライドもある。
戦闘の操作は単純なのに、見ていて飽きないアクション性
一方、戦闘が始まると「ああ、これがアーカムシリーズだった」と一気に思い出す。
基本的な流れ自体はかなりシンプルだ。敵を殴り、攻撃されそうになったらカウンター。囲まれた敵を次々と倒していく。それなのに戦っていて単調に感じにくいのは、攻撃やカウンターのアクションが毎回まったく同じではないからだと思う。敵との位置関係や相手の攻撃に合わせて、殴り方やかわし方、カウンターの動きが次々と変わる。腕を取ったり、勢いを利用して相手を倒したりと、操作自体はシンプルなのに画面の中ではバットマンがかなり複雑な動きをしている。
ボタンを押している側としては「攻撃」「カウンター」という単純な操作でも、見えているものはかなり派手だ。そのため戦闘中は、自分で細かくアクションを入力しているというより、バットマン映画の戦闘シーンをそのまま動かしているような感覚になる。この見せ方は、やっぱりアーカムシリーズの大きな魅力だと思う。
アーカム・ナイトの主役はバットモービル、乗り方が…

他のアーカムシリーズではそれほど出番のなかったバットモービル。『アーカム・ナイト』では、バットモービルに乗る場面が非常に多いようで、バットモービルでの戦闘にかなり注力しているのが分かる。
バットモービルはバットマンに欠かせないモビリティのひとつ。攻撃までできる特殊装備満載の“夢の車”なのだけれど、実際にゲームの中で動いているところを見ると、細かな部分で「こうなっていたんだ」と思うことがある。序盤で印象に残ったのが、ポイズン・アイビーをバットモービルに乗せる場面だった。
後ろ側が開いて、そこからアイビーが後ろ向きに乗り込む。
まるで特殊なジェットコースターにでも乗るように…。
「そこから乗るんだ(笑)」

バットモービルには映画で何度も触れてきたけれど、個人的に印象が強いのは1989年版『バットマン』の長いボディを持ったバットモービルや、『ダークナイト』に登場する装甲車のようなタンブラー、そしてそこから飛び出すバットポッドだ。
映画では外から「かっこいい車」として見ていたものを、ゲームでは自分で呼び出して、乗って、人まで乗せる。そんなところから内部構造や使い方が見えてくるのも面白い。ディテールにはかなりこだわっているように見える。

新しいバットスーツ、細部カットにロマンを感じる

そして今回、妙に印象に残ったのが新しいバットスーツ「V8.03」を手に入れる場面。
新装備なのでかっこよく登場するのは分かる。ただ、とにかく細かく見せる。腕、腹部、脚、肩と、スーツの各部分をアップで映すカットが次々と入る。「ここも見てくれ」と言わんばかりだ。
いや、確かにかっこいいんだけど(笑)。
こういうところは、バットマンやメカが好きな人にはたまらない演出だと思う。



V8.03は装甲のようなパーツが細かく組み合わされたかなり現代的なデザインで、今見てもそれほど古さを感じない。実写映画のバットマンも現在ではかなり現代的なスーツになっているので、2026年に初めて遊んでも意外なくらいしっくりきた。まだ本当に序盤ではあるが、すでにジョーカーをはじめ、スケアクロウ、ポイズン・アイビー、トゥーフェイス、ロビン、オラクルなど、お馴染みの名前が次々と出てくるだけでやっぱりワクワクする。

また、序盤の物語は、スケアクロウがゴッサムに恐怖ガスを散布すると予告したことで市民が避難し、無人に近くなった街でバットマンがスケアクロウを追うというもの。最初の敵の主役がスケアクロウというのも面白い。『アーカム・アサイラム』はジョーカー、『アーカム・シティ』はクレイフェイス、『ゴッサム・ナイツ』はラーズ・アル・グール。こういった因縁あるヴィランたちとの物語が展開されるのが、まさにコミックや映画を楽しんでいるのと同じ感覚になれる。

とりあえず今回はここまで。
次に遊んだとき、また何か妙に気になったことがあったら書いてみようと思う。


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