コーエーテクモゲームスは『カリアのアトリエ ~夜の王国と追憶の道標~』について、ユーザーアンケートを受けて主人公カリアの「体型変化機能」を実装すると発表した。注目したいのは単に食べた量で見た目が変わるという点ではない。体型変化をON/OFFで切り替えられるほか、変化をONにしたままでも好きな段階の体型で固定できる仕様が用意される。
今回の発表は新作の基本システム紹介とは異なり、プレイヤーから寄せられた声が発売前の仕様に反映されるという内容だ。公式によればアンケートの回答は3万8,000件以上。キャラクターの外見を自分で選びたい人と、食事による変化をゲームの一部として楽しみたい人の双方に関係する調整となっている。
78.9%が体型変化を希望した理由
公式が公表した集計では、体型変化について「あった方がよい」が78.9%、「ない方がよい」が9.7%、「どちらでもよい/気にしない」が11.4%だった。また、希望する仕様を尋ねた設問では「好きな体型で固定できる」が62.8%で最も多く、「食べた量に応じて変化」は31.6%、「どの仕様でもよい」は5.6%となっている。

この結果から読み取れるのは、「食べることで外見が変わる仕組み」が歓迎される一方、見た目を自分で決めたいという要望も強かったことだ。ただし、これらはアンケートに参加した人の回答であり、全プレイヤーの意見を代表する統計として扱うものではない。
食事はそのまま、見た目だけ選べる
実装予定の仕組みは大きく三通り。体型変化をONにすると、主人公のカリアがつまみ食いをした量に応じて体型が変化する。OFFなら食べても体型は変わらない。さらにONの状態でも、変化した体型のうち好みの段階で外見を固定できる。つまり、外見の変化を望まないプレイヤーが、食事そのものを控える必要はない設計になる。
もともと本作は「食べる」ことが能力や知識の獲得にもつながると説明されている。今回の告知が具体的に定めているのは外見の変化と固定方法であり、体型設定と戦闘能力などの関連については示されていない。ゲーム内でどの画面から設定できるのか、体型固定に条件があるのかも、今後の案内を待ちたい。
衣装投票はダークガーリーが1位
体型以外の投票結果も発表された。新たに実装される衣装の候補では「ダークガーリー」が1万6,771票で首位。「ゴシックロリータ風」の1万5,665票、「V系」の1万3,138票を上回った。実際のゲーム内モデルは今後公開される予定で、現時点のイラストをそのまま最終仕様とみなすのは早い。

特別ショートストーリーのテーマは「カリアの食べ歩き」が1万6,037票で選ばれ、今後制作される。つまみ食いが体型変化の起点になるだけに、ゲームの核となる「食べる」要素を、追加の物語でも掘り下げることになりそうだ。ただし、配信形式や時期の詳細はまだ公表されていない。

『カリアのアトリエ ~夜の王国と追憶の道標~』は2027年2月25日発売予定。対応機種はPS5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、PC(Steam)で、通常版の希望小売価格は9,680円(税込)。これまでの紹介だけでは分かりにくかった「外見をどこまで自分で選べるのか」という疑問に、今回のアンケート結果が一つの答えを示した形だ。


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