水族館まで作れる『Planet Zoo 2』へ、前作から広がる海・空・保護区の遊び

『Planet Zoo 2』のトラと水族館を描いた公式キービジュアル ゲームニュース

Frontier Developmentsの動物園経営シミュレーション『Planet Zoo 2』が2026年10月13日、PC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに発売される。2019年にPCで登場した初代『Planet Zoo』からの進化は、動物の種類やグラフィックだけにとどまらない。水族館や飛ぶ鳥のための鳥舎、そして野生動物保護区まで、設計できる環境が大きく広がった。

陸上の動物園を細かく作り込めた前作に対し、今作では水中と空中を含めて施設全体をデザインできる。プレイヤーの建築と経営にどんな違いが生まれるのか、開発元による公式解説から見ていこう。

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初めて水族館を自由に設計できる

前作でも水辺で過ごす動物は飼育できたが、今作では完全な水生生物を展示する水族館が登場。淡水と海水の水槽を作り、タイマイやツマグロ、マンボウ、小魚の群れなどを飼育できるようになる。水槽の配置は建物や通路と合わせて自由に設計できる。

開発チームは、魚と鳥の移動に3次元空間を使った新しいナビゲーションを取り入れたと説明する。単なる装飾として魚を置くのではなく、泳ぎ回る動物をどう見せるかという展示設計が求められるわけだ。

水中を泳ぐタイマイの公式ゲーム画面

鳥が飛び回る鳥舎も建築可能に

飛べる鳥を収容する鳥舎も新しい施設の一つ。支柱と壁を組み合わせて覆いを設け、その内部をオニオオハシなどの鳥が飛行する。安全条件が満たされれば、来園客が鳥舎の中を歩ける展示方法も選べるという。

初代の展示づくりでは、主に地上の広さや地形、木登りの空間が設計の中心だった。続編では頭上も含む立体的な見せ方を考える必要があり、動物の快適さと来園客の鑑賞しやすさを両立させる工夫が重要になりそうだ。

鳥舎で暮らすオニオオハシの公式ゲーム画面

野生に帰す保護活動が加わった

動物園の外でも遊びが広がる。「Wildlife Reserves(野生動物保護区)」では、世界各地の環境を整え、動物園で育てた動物を自然の生息地へ戻す保全プロジェクトに取り組む。展示して入園料を得ることとは異なる、動物保護の目標が加わった。

動物の健康や福祉、スタッフの士気と訓練、来園客の満足度など、動物園を経営する基本は引き続き重要だ。一方で園内の収益だけを優先するのではなく、保護区での取り組みも考える必要があり、経営の視点が広がる。

野生動物保護区の水場に集まるゾウの公式ゲーム画面

PCと家庭用ゲーム機が同日発売

機種展開にも前作からの違いがある。初代『Planet Zoo』は2019年にPC向けとして発売され、PS5とXbox Series X|S向けの『Console Edition』が登場したのは2024年3月だった。今作はPC、PS5、Xbox Series X|Sで10月13日発売と案内されており、家庭用版を何年も待つ必要はない。

建築ツールではオブジェクトの拡大縮小や色の調整、通路づくり、地形や植生の編集も強化される。Frontier Workshopを利用して他のプレイヤーの作品を取り入れることも可能だ。Deluxe Editionには追加の動物6種などが含まれるが、日本向けの税込価格と各ストアでの配信解禁時刻は販売ページを確認したい。

今回の進化で特に興味深いのは、動物が増えること以上に、プレイヤーが「動物園とはどんな場所か」を設計する自由が増す点だ。前作で施設の配置や景観づくりを楽しんだ人にとって、水中・空中・保護区を扱えることは大きな変化になりそうだ。

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