Nintendo Direct 2026.9.9まとめ。160万人以上が見たニンダイで盛り上がったゲームと、個人的に気になった3本

特集・コラム

2026年9月9日23時より、「Nintendo Direct 2026.9.9」が配信された。今回はNintendo Switch 2向けタイトルを中心とした約45分の放送で、『モンスターハンターワイルズ』のSwitch 2版から始まり、『ピクミン4 Nintendo Switch 2 Edition』、『Nintendo Switch Sports Resort』、『メトロイド ラヴェナス』、そして最後には完全新作『星のカービィ ワールドビヨンド』まで、かなりの数のタイトルが登場した。

筆者が配信中に確認した時点では、YouTubeの同時視聴者数は160万人以上。人気タイトルが映るたびにチャットが一気に流れていくのも、リアルタイムでDirectを見る面白さだった。今回は発表されたタイトルを一覧で整理しつつ、任天堂が特に大きく扱っていた作品、配信チャットで反響が大きかった作品、そして個人的に気になった3本を振り返ってみたい。

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任天堂が自信を持ってアピールした渾身の6タイトル

今回のDirectでは大量のタイトルが紹介されたが、すべてが同じ扱いだったわけではない。放送の構成や紹介時間を見ると、任天堂が特に力を入れて見せていたタイトルはいくつか分かりやすかった。

『モンスターハンターワイルズ』がSwitch 2へ

放送開始直後、案内役の小泉歓晃氏が登場するよりも前に映像が流れたのが『モンスターハンターワイルズ』だった。

Nintendo Switch 2版は2026年12月4日に発売予定。すでにPS5、Xbox Series X|S、PCで発売されている本作が、ついにSwitch 2にも登場する。さらに、2027年発売予定の超大型有料拡張コンテンツ『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』もSwitch 2に対応する。完全新作ではないとはいえ、Directの一発目に持ってきたあたりからも、今回の大きな目玉のひとつだったことは間違いないだろう。

『ピクミン4』は声でオッチンを操作

『ピクミン4 Nintendo Switch 2 Edition + だれでもチャレンジ! ダンドリ検定』は11月12日に発売される。

興味深いのが、単にグラフィックをSwitch 2向けに強化しただけではないことだ。Switch 2本体のマイクを使い、「トッシンして」「ジャンプ」「集めて」と実際に声をかけることでオッチンに指示できる。さらに新モード「だれでもチャレンジ! ダンドリ検定」も追加され、全72種類のステージが順次配信予定。毎週金・土・日の3日間には一発勝負の検定にも挑戦できる。

実際に小泉氏がオッチンへ声をかけて操作する場面まで見せており、Switch 2ならではの遊びとしてかなり丁寧に紹介されていた。

『Nintendo Switch Sports Resort』はウーフーアイランドを自由に探索

10月22日発売予定の『Nintendo Switch Sports Resort』も、かなり長めに紹介されたタイトルだ。

舞台となる「ウーフーアイランド」ではスポーツを楽しむだけではなく、島を自由に巡り、イルカを追いかけたり、名所を探したりできる。さらに1人用の「島ランキング」では、各競技のトッププレイヤーを倒しながらランクアップしていく。『Wii Sports Resort』を知っている人には、ウーフーアイランドそのものを歩き回れるというだけでも気になる部分ではないだろうか。

2Dメトロイド完全新作『メトロイド ラヴェナス』

『メトロイド ラヴェナス』は2027年1月28日発売。今回発表された2Dメトロイドシリーズの完全新作で、謎の集団や、サムスが相手のエネルギーを奪い取るような新たなアクションが映像で披露された。

大量のタイトルをテンポよく紹介するヘッドラインとは別に単独で映像が流され、amiiboやスペシャルエディションまで発表されている。任天堂タイトルの中でも、明確に今回の主役クラスとして扱われていた印象だ。

『マリオカート ワールド』は初代コースを10種類追加

『マリオカート ワールド』には無料アップデートが配信された。

今回追加されたのは、初代『スーパーマリオカート』をモチーフとする「チョコレーとう」「バニラレイク」「おばけぬま」など計10コース。さらにサバイバルには「プロペララリー」「カブラリー」という2つの新ルートが追加されている。

完全新作の発表ではないものの、10コース追加という内容はかなり大きい。アップデートは9月10日より配信されている。

最後を飾った『星のカービィ ワールドビヨンド』

そして今回のDirectの最後に登場したのが、Nintendo Switch 2向け完全新作『星のカービィ ワールドビヨンド』だった。発売は2027年春を予定している。

コピー能力を使いながら3Dフィールドを自由に駆け回る作品で、2027年に迎える「星のカービィ」35周年についてもあわせて告知された。Directでは「次が最後の映像になります」と明確に区切ったうえで公開されており、今回の任天堂タイトルでは最大級の扱いだった。

チャットが一気に沸いたゲームもあれば、辛辣な反応も

Nintendo Directをリアルタイムで見ていると、発表内容だけではなくYouTubeのチャットを眺めるのも面白い。

あくまで筆者が配信を見ながら感じた印象で、コメント数を集計したわけではないが、『モンスターハンターワイルズ』、『マリオカート ワールド』、『スーパーダンガンロンパ2×2』、『妖怪ウォッチ2 覇道』、『トルネコの大冒険』あたりでは、明らかにコメントの流れが速くなっていた。『KINGDOM HEARTS Collection[I~III]』が映ったときの反響も大きかった。任天堂側の紹介時間そのものはそれほど長くなかったが、シリーズ作品をSwitch 2でまとめて遊べることに対して、チャットはかなり盛り上がっていたように見えた。『Nintendo Switch Sports Resort』も同様で、6月にすでに発表されているタイトルながら、ウーフーアイランドの映像が流れると反応はかなり良かったように感じる。

一方、『Fit Boxing 刀剣乱舞 -出陣!えくささいず本丸-』や『薬屋のひとりごと ~偽りの皇弟~』では、「いらない」といったかなり辛辣なコメントも流れていた。もちろん、この反応だけで作品そのものの人気を判断することはできない。『刀剣乱舞』も『薬屋のひとりごと』もそれぞれ大きなファン層を持つIPだ。ただ、Nintendo Directをリアルタイムで見ているゲームファンの層と、作品ごとのターゲットがどの程度重なるのかという違いは、チャットを見ていると意外とはっきり現れる。

メーカー発表だけを追っていると見えない部分なので、これも生配信を見る面白さなのかもしれない。

個人的に一番気になった3本

ここからは完全に個人的な話だ。

今回かなりの数のゲームが発表された中で、特に「遊んでみたい」と思ったのは『トルネコの大冒険』、『レイトン教授と蒸気の新世界』、そして『Onyx: The Dark Grip』の3本だった。

『トルネコの大冒険』は今だからこそ気軽に遊んでみたい

『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター』は、1993年にスーパーファミコンで発売された初代『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』のリマスターだ。9月10日よりNintendo Switch 2、Nintendo Switchなどで配信されている。

子供のころの自分にとっては、ドラクエの世界と『風来のシレン』のようなダンジョン探索が合わさったゲームという印象が強かった。ただ、調べ直してみると初代『トルネコ』は1993年、『風来のシレン』第1作は1995年なので、実際にはトルネコの方が先だった。当時はそんなシリーズの歴史など考えず、単純に「ドラクエなのにちょっと難しいゲーム」と感じていたのを覚えている。

それでも、入るたびに地形やモンスター、落ちているアイテムが変わるダンジョンを探索し、今回はどんな装備が手に入るのかと奥へ進んでいく楽しさは独特だった。死ねばアイテムを失い、レベル1からやり直し。この厳しさも含めて、何度も挑戦したくなるゲームだった。

今回のリマスターでは、モンスター数や取得経験値を変更して難易度を調整できる。子供のころは少し難しく感じたゲームを、今度は自分に合ったバランスで遊べるわけだ。そして今となっては、このゲームの構造そのものがSwitchと非常に相性が良さそうに思える。少し時間が空いたときに1回ダンジョンへ入り、装備を探して、行けるところまで潜る。大作RPGを何十時間も進めるのとは違う、隙間時間の冒険としてもう一度遊んでみたい。

未プレイなのに気になった『レイトン教授と蒸気の新世界』

実は『レイトン教授』シリーズを、僕はこれまで一度もプレイしたことがない。それでも今回のPVは妙に気になった。

もともとミステリーや謎解きゲームが好きなのもあるが、まず目を引いたのがグラフィックと世界観だった。舞台は万能蒸気機関によって発展したアメリカの街「スチームバイソン」。蒸気機関が動く街並みやキャラクターのアニメーションを見ているだけでも、じっくりこの世界を歩いてみたくなる。

ゲームでは線を引く、スイッチを切り替える、鍵を回すといったタッチ操作を使ったナゾが登場する。単純に問題文を読んで答えを選ぶのではなく、画面そのものに触れて考える遊びになっているのも良さそうだ。ナゾの開発をQuizKnockが担当し、メインテーマは久石譲氏が作曲、幾田りら氏が作詞・歌唱。レイトン教授役には引き続き大泉洋氏が起用されている。

シリーズを遊んできた人にとっては久々のレイトンとルークの物語という魅力があるのだろう。一方、シリーズ未経験の自分からすると、PVから伝わってきたのは「腰を据えて世界と謎に浸れそうなアドベンチャー」という魅力だった。

最近はテンポの速いゲームやオンラインゲームを遊ぶことも多いだけに、夜に少しずつ物語を読みながら謎を考える。そんな遊び方をしてみたくなる一本だ。発売日は2026年12月10日。

『Onyx: The Dark Grip』はSwitch 2の機能をホラーに使う

今回の発表で、まったく知らなかったのに一気に気になったのが『Onyx: The Dark Grip』だった。開発はBloober Team。2027年にNintendo Switch 2向けに発売予定となっている。

PVから受けた印象は、ホラーにミステリーを組み合わせたような作品だ。霧に閉ざされた土地、不気味なクリーチャー、血の表現など、かなり陰鬱な世界が描かれている。ただ、個人的に引っかかったのはグロテスクな表現そのものより、プレイヤーと主人公の関係だった。

主人公ホールデンを操作する一方で、プレイヤーはタッチ操作によって直接ゲーム世界へ干渉できる。届かない場所にある鍵を開けたり、人の心を読んだりすることができるのだが、ホールデンから見ると、それは誰も触れていないのに物が動く「超常現象」になる。

そしてプレイヤーが干渉するほど、ホールデンは徐々に正気を失っていく。

これは面白い。

普通のゲームでは、プレイヤーが操作すること自体は物語の外側にある。しかし本作では、「画面の外側にいるプレイヤー」という存在そのものをゲーム内の恐怖に変えている。

少なくとも今回のPVでは、派手な戦闘よりも探索、不穏な演出、そしてこの干渉ギミックの方が強く印象に残った。映画の中へ入り込み、自分の手で登場人物の世界を動かしているようなゲームになればかなり面白そうだ。

アクションの爽快感というより、この奇妙な世界で何が起きているのか、ホールデンがどこへたどり着くのか。ストーリーを追うことを目的に遊んでみたい作品だ。

Nintendo Direct 2026.9.9 発表タイトル・発売日一覧

最後に、今回のDirectで紹介された主なゲームと発売・配信時期をまとめておく。

2026年9月

・『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION』― 9月9日発売【Switch 2版】
・『めっちゃカメレオン』Nintendo Switch 2版 ― 9月10日配信
・『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター』 ― 9月10日発売【リマスター】
・『スターフォックスアドベンチャー』 ― 9月10日 Nintendo Classics追加
・『東方紅魔郷:New Classic ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』 ― 9月10日発売
・『ファイアーエムブレム 万紫千紅』 ― 9月17日発売
・『Absolum Nintendo Switch 2 Edition』 ― 9月17日発売【Switch 2 Edition】
・『レゴ バットマン:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』 ― 9月18日発売
・『ダービースタリオン2』 ― 9月24日発売
・『ヘル・イズ・アス』 ― 9月24日発売
・『Minecraft Dungeons II』 ― 9月29日ダウンロード版発売
・『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』 ― 9月29日発売【リマスター】
・『Star Fox』 ― 9月30日無料アップデート

2026年10月

・『真・三國無双2 with 猛将伝 Remastered』 ― 10月1日発売【リマスター】
・『KINGDOM HEARTS Collection[I~III]』 ― 10月8日発売【コレクション/Switch 2版】
・『ワンス・アポン・ア・塊魂』 ― 10月8日発売
・『地球防衛軍5 for Nintendo Switch 2』 ― 10月8日発売【移植】
・『Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen』 ― 10月9日発売
・『テイルズ オブ エターニア リマスター』 ― 10月15日発売【リマスター】
・『BIOHAZARD RE:2 Z Version デラックスエディション』 ― 10月16日ダウンロード版発売【Switch 2版】
・『BIOHAZARD RE:3 Z Version』 ― 10月16日ダウンロード版発売【Switch 2版】
・『BIOHAZARD RE:4 Gold Edition』 ― 10月16日ダウンロード版発売【Switch 2版】
・『餓狼伝説 City of the Wolves』 ― 10月22日ダウンロード版発売【Switch 2版】
・『ONE PIECE 海のごちそうレストラン』 ― 10月22日発売
・『ファイナルファンタジー レゾナンス』 ― 10月22日発売
・『Nintendo Switch Sports Resort』 ― 10月22日発売
・『Minecraft』Nintendo Switch 2版 ― 10月28日発売
・『アノマリス/ANOMALITH』 ― 10月29日発売
・『サンリオ パーティランド』 ― 10月29日発売
・『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2 Nintendo Switch 2 Edition』 ― 10月29日発売

2026年11月

・『Stellar Blade コンプリートエディション』 ― 11月6日発売【Switch 2版】
・『ピクミン4 Nintendo Switch 2 Edition + だれでもチャレンジ! ダンドリ検定』 ― 11月12日発売【Switch 2 Edition】
・『ムーミン:ムーミン谷の夏まつり』 ― 11月12日発売
・『SONIC PICO PARK』 ― 11月12日発売
・『みんなでポイっと!プリニーすごろく』 ― 11月12日発売
・『メタファー:リファンタジオ』 ― 11月12日発売【Switch 2版】

2026年12月

・『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』 ― 12月3日発売
・『ゼノブレイド3 Nintendo Switch 2 Edition』 ― 12月3日発売【Switch 2 Edition】
・『STEP THEATER -ステップシアター-』 ― 12月3日発売
・『モンスターハンターワイルズ』Nintendo Switch 2版 ― 12月4日発売【移植】
・『レイトン教授と蒸気の新世界』 ― 12月10日発売
・『進撃の巨人3』 ― 12月10日発売
・『The Ascent アルティメットエディション』 ― 12月発売予定
・『ぽこ あ ポケモン エキスパンションパス』第2弾 ― 2026年冬【追加コンテンツ】

2027年

・『スーパーダンガンロンパ2×2』 ― 1月14日発売
・『Fit Boxing 刀剣乱舞 -出陣!えくささいず本丸-』 ― 1月15日発売
・『餓狼伝説 City of the Wolves』パッケージ版 ― 1月21日発売
・『メトロイド ラヴェナス』 ― 1月28日発売【完全新作】
・『BIOHAZARD RE:2 Z Version デラックスエディション』ほか3作品 パッケージ版 ― 1月29日発売
・『遊戯王 TAG FORCE GX』 ― 2月16日発売【『タッグフォース3』リメイク】
・『ロマンシング サガ3 デスティニーユナイテッド』 ― 2月16日発売【フルリメイク】
・『ゼルダ無双 厄災の黙示録 DX』 ― 2月25日発売【Switch 2強化版】
・『ETERNAL ANIMA』 ― 3月4日発売
・『FINAL FANTASY VII REVELATION』 ― 4月8日発売【FFVIIリメイク3部作完結編】
・『ペルソナ4 リバイバル』 ― 5月20日発売【リメイク】
・『ロックマン:デュアル オーバーライド』 ― 2027年春
・『星のカービィ ワールドビヨンド』 ― 2027年春【完全新作】
・『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』 ― 2027年【大型有料拡張コンテンツ】
・『続ポートピア連続殺人事件:忘却の埋葬』 ― 2027年
・『Ondeh Ondeh カヤのうまみ大冒険』 ― 2027年
・『封神演義 逆命承天』 ― 2027年
・『Onyx: The Dark Grip』 ― 2027年
・『METAL SLUG ULTIMATE COLLECTION』 ― 2027年【コレクション】
・『薬屋のひとりごと ~偽りの皇弟~』 ― 2027年初頭

発売日未定

・『妖怪ウォッチ2 覇道』 ― 発売日未定【『妖怪ウォッチ2』リメイク】
・『ペルソナ6』Nintendo Switch 2版 ― 発売日未定

このほか、『カービィのエアライダー』では新amiiboの発売日やゲーム内イベントについても新情報が公開された。

今回はSwitch 2向けの完全新作だけでなく、『トルネコの大冒険』『妖怪ウォッチ2』『ロマンシング サガ3』『遊戯王 タッグフォース3』『ペルソナ4』など、過去の作品がリメイクやリマスターとして次々と戻ってきたのも印象に残った。

最新作を追いかける一方で、昔遊んだゲームを今の環境でもう一度遊べる。個人的には、そんな選択肢が増えていくのもSwitch 2の面白さになってきたように思う。

みなさんはどう思いますか?

「分かる!」でも「いや、自分はこう思う」でも大歓迎。みなさんの意見も聞かせてください。

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