『鬼武者 Way of the Sword』最新情報まとめ、どんなゲーム?発売日・難易度・ボリューム・価格

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カプコンの剣戟アクション「鬼武者」シリーズ最新作『鬼武者 Way of the Sword』が、2026年9月4日に発売される。当初は9月25日の発売を予定していたが、7月に約3週間の前倒しが発表された。

対応機種はPlayStation 5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、PC。シリーズの完全新作としては約20年ぶりとなり、発売直前に開催されたgamescom 2026では「Best Gameplay」と「Best Sony PlayStation Game」の2部門を受賞している。

タイトル鬼武者 Way of the Sword
発売日2026年9月4日
ジャンル剣戟アクション
対応機種PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/PC
プレイ人数1人
CEROZ(18才以上のみ対象)
通常版価格8,990円(税込)
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『鬼武者 Way of the Sword』はどんなゲーム?

『鬼武者 Way of the Sword』は、瘴気によって異変が起きた江戸時代初期の京都を舞台に、剣の道を極めようとする宮本武蔵と異形の怪物「幻魔」との戦いを描く剣戟アクションだ。「幻魔」や「鬼の篭手」といったシリーズを象徴する設定を受け継ぎながら、主人公や物語、世界観を新たに構築している。

主人公の宮本武蔵は、「剣の道」を究め、天下無双の剣豪となることを目指して京都へやってきた血気盛んな武芸者。しかし幻魔の襲撃に巻き込まれる中で、望まずして「鬼の篭手」を授かり、人ならざる力を手に入れることになる。強大な鬼の力を得たとはいえ、自らの剣によって道を切り拓こうとする武蔵にとって、それは素直に受け入れられるものではない。「いかに鬼の篭手と訣別するのか」という葛藤も、本作の物語を形作る大きな要素となっている。

宮本武蔵の日本語ボイスを担当するのは細谷佳正氏。さらにフェイスモデルには、黒澤明監督作品などでも知られる俳優・三船敏郎氏が起用された。カプコンは、血や泥にまみれながら荒々しく戦う若き侍として武蔵を描くうえで、サムライスターとして知られる三船敏郎の存在感がキャラクターに合致したと説明している。

武蔵の鬼の篭手には、鬼の一族の女性「鬼の佳人」(声:遠藤綾氏)が宿り、戦いの中で助言や補佐を行う。そのほか、武蔵と因縁を持つ「佐々木巌流」(声:岡本信彦氏)、小野篁、出雲阿国など、歴史上の人物をカプコン独自の解釈で描いたキャラクターも登場する。

舞台となる京都にも本作らしさが表れている。清水寺など実在する名所が登場する一方、瘴気や幻魔によって現実とは異なる姿へ変貌しており、日本の歴史や伝承とダークファンタジーを組み合わせた世界が作られている。

過去の『鬼武者』を遊んでいなくても大丈夫?

約20年ぶりの完全新作となれば、「過去の『鬼武者』を遊んでいないと話についていけないのでは?」と気になる人もいるだろう。

この点について開発陣は、本作は過去作品とは基本的にストーリー上のつながりがなく、初めて『鬼武者』を遊ぶ人でも入り込める作品として制作していると説明している。幻魔や鬼の一族などの世界設定についても、改めて見直し、再解釈・再構成が行われている。一方で、「鬼の篭手」「魂吸収」、敵の攻撃に合わせて強烈な一撃を繰り出す「一閃」など、シリーズを象徴する要素は受け継がれている。過去作を予習する必要はないが、シリーズ経験者なら「鬼武者」らしさを感じながら新しい物語を楽しめるという位置付けだ。
▼『鬼武者』シリーズはどれから遊ぶ? 今から始める人向けに歴代作品の順番を解説

一閃だけではない、攻防を重視した剣戟アクション

「鬼武者」といえば、敵が攻撃してくる直前に斬りつけ、大ダメージを与える「一閃」がシリーズを代表するアクションのひとつ。本作でも一閃は健在だが、『Way of the Sword』では敵との攻防そのものが大きく発展している。

基本となるガードに加え、敵の攻撃をタイミングよくいなす「受け流し」、攻撃の方向に合わせて刀をぶつける「弾き」などが用意されており、敵の動きを見ながら防御と反撃を切り替えていくことが重要になる。全方位をガードできるため、複数の敵に囲まれる集団戦にも対応しやすい設計となっている。

敵には「力動ゲージ」が設定され、受け流しや弾きなどによってゲージを削り切れば、体勢を崩した相手に「崩し一閃」を叩き込める。タイミングがシビアな通常の一閃だけに頼るのではなく、攻防を積み重ねた先にも強烈な一撃を決められる仕組みだ。また、倒した幻魔から魂を吸収し、「鬼ノ武具」と呼ばれる超人的な力を使った攻撃も可能。「鬼武者」らしい一閃や魂吸収を残しながら、現代のアクションゲームとして戦い方の幅を広げている。

強敵との戦いでは相手の動きを見ることが重要

武蔵の前には佐々木巌流をはじめ、巨大な体を持つ「大唾拉」や、多数の腕を持つ「羅掌願」、酒呑童子など、特徴の異なる強敵が立ちはだかる。

こうした戦いでは力任せに攻撃し続けるのではなく、まず相手の動きを見極め、ガードや受け流し、弾きを使って反撃の機会を作ることが基本となる。開発陣も、敵に囲まれたり攻撃への対処に迷った場合は、まずガードを中心に敵の動きを観察することを勧めている。

そのため本作の戦闘は、単に敵を次々と斬り倒すだけではなく、相手の攻撃を受け止めながら隙を作り、最後に大きな一撃を決める攻防そのものが見どころになりそうだ。

難易度は2種類、クリアまでは約20時間

剣戟を前面に押し出した映像を見ると難しそうにも感じるが、『鬼武者 Way of the Sword』は高難度アクションだけを想定したゲームではない。プレイヤーの腕前や遊び方に合わせて難易度を選択できる。

アクションが苦手でも遊べる?

用意されている難易度は、物語を楽しみやすい「活劇」と、歯応えのある戦闘を楽しむ「剣戟」の2種類。「活劇」では単に敵の攻撃力が変わるだけではなく、シリーズを代表する一閃も成功させやすくなる。

さらに、敵の攻撃に対して回避やガードなど、どの操作を行えばよいのかを画面に表示するガイド機能も搭載されている。開発チームは本作について、難しいゲームを作ること自体を目的にはしておらず、幅広いプレイヤーが剣戟を楽しめる設計を目指したとしている。「鬼武者は気になるけれど、いわゆる死にゲーのような難しさは苦手」という人でも、「活劇」から始める選択肢が用意されているわけだ。

クリア時間は約20時間

ボリュームについては、ディレクターの二瓶賢氏が、普通に進めるだけでもクリアまで約20時間かかると説明している。これまでの「鬼武者」シリーズと比べても、かなりボリュームを増やした作品になるという。

ゲーム序盤は比較的一本道で進むが、途中からは広いマップの中で進行方向を選べる「ワイドリニア」のエリアも登場する。京都の街を探索したり、住民からの依頼をこなしたり、本筋とは別の戦いに挑んだりと、ストーリーを追う以外の遊びも用意されている。

完全なオープンワールドではないものの、一本道のアクションゲームでもない。約20時間というクリア時間に加え、どこまで探索や寄り道を行うかによってプレイ時間にも幅が出そうだ。

通常版・デラックス・プレミアムデラックスは何が違う?

『鬼武者 Way of the Sword』は、ダウンロード版では通常版、デラックスエディション、プレミアムデラックスエディションの3種類が販売される。価格差はそれぞれ1,000円となっている。パッケージ版はPS5とNintendo Switch 2向けに、通常版とプレミアムデラックスエディションが用意される。

通常版デラックスプレミアムデラックス
価格8,990円9,990円10,990円
ゲーム本編
追加の御守・刀装
武蔵の追加衣装
阿国・鬼の佳人などの追加衣装
ミニデジタルサウンドトラック

デラックスエディションには、武蔵が装備できる3種類の御守、4種類の刀装、衣装「赤具足」、鬼の篭手「紅蓮」などを収録。さらにプレミアムデラックスエディションでは、武蔵、出雲阿国、鬼の佳人の追加衣装や、ゲーム内で楽しめるミニデジタルサウンドトラックなどが加わる。

上位エディションの追加内容は御守や外見変更アイテムなどが中心で、現時点では追加ストーリーや新ステージを収録するものとは案内されていない。そのため、まずゲーム本編を遊びたいのであれば通常版、衣装や追加アイテムまで楽しみたいならデラックス、キャラクターの衣装やサウンドトラックまで揃えたいならプレミアムデラックスが選択肢になる。

また、発売日の前倒しに伴い、ダウンロード版の予約特典は早期購入特典へ変更された。通常版では御守「狛犬」と刀装「封呪」、デラックス以上では御守「白猿」と刀装「白獅子」も追加される。ダウンロード版の早期購入特典は機種によって9月24日または26日まで配布される予定だ。

約20年の期間を経て登場する『鬼武者 Way of the Sword』は、一閃や魂吸収、鬼の篭手といったシリーズの特徴を残しながら、宮本武蔵を主人公とする新しい物語と剣戟アクションを組み立てた完全新作だ。

過去シリーズとのストーリー上のつながりはなく、本作から「鬼武者」に触れても問題ない。難易度「活劇」やガイド機能も用意されているため、「昔のシリーズを知らない」「アクションが難しそう」と感じていた人にとっても、シリーズへ入るきっかけになりそうだ。

『鬼武者 Way of the Sword』は2026年9月4日発売。約20年ぶりに復活する「鬼武者」が、現代のアクションゲームとしてどのような作品に仕上がっているのか、まもなく実際に確かめられる。