『Sifu』スマホ版が10月12日配信。タッチ操作向けに再設計、コントローラーにも対応

カンフーアクションゲーム Sifu 公式ビジュアル ゲームニュース
『Sifu』スマートフォン版は2026年10月12日にiOS/Android向けに配信予定(画像:Sloclap公式サイト)

カンフーアクション『Sifu』のスマートフォン版が、2026年10月12日にiOS/Android向けに配信される。開発元のSloclapが10月1日に正式発表し、現在App Storeでは予約注文、Google Playでは事前登録を受け付けている。日本のApp Storeでの価格は1,300円だ。

『Sifu』といえば、回避や受け流しのタイミングが重要な、かなり歯応えのあるアクションゲームだ。それをスマートフォンのタッチ操作でどう遊ばせるのかは気になるところだが、今回のモバイル版では単純に画面上へ仮想ボタンを配置するだけではなく、タッチ操作、状況に応じたアクション、カメラシステムまでモバイル向けに調整されている。さらにコントローラーにも完全対応し、ストーリーキャンペーンは全編収録される。

スポンサーリンク

『Sifu』スマホ版が10月12日配信

『Sifu』モバイル版は、iPhone/iPadとAndroid端末向けに10月12日配信予定。日本のApp Storeでは1,300円で予約注文を受け付けており、アプリ容量は2.1GB、iOS/iPadOS 18.0以降が必要とされている。Android版についてはGoogle Playで事前登録を受け付けているが、現時点のストアページでは日本向け価格は確認できない。

『Sifu』は2022年にPS5/PS4とPC向けに登場し、その後Nintendo SwitchやXboxにも展開された三人称視点のアクションゲーム。家族を殺した5人への復讐を目的に、白眉拳(Pak-Mei Kung Fu)をベースにした近接戦闘で多数の敵へ立ち向かっていく。今回のスマートフォン版によって、主要な家庭用ゲーム機やPCに加え、さらに手軽な環境でも遊べるようになる。

Sifu 主人公と街並みの公式スクリーンショット
『Sifu』は白眉拳をベースにした近接戦闘と、死ぬたびに年齢を重ねる独特のシステムが特徴(画像:Sloclap公式サイト)

死ぬたびに歳を取る、少し変わったカンフーアクション

『Sifu』の特徴は、ただ敵を倒してステージを進むだけではない。主人公は謎の護符によって倒されても復活できるが、そのたびに年齢を重ねていくという独特なシステムを採用している。

若いうちは何度か失敗してもやり直せる一方、死亡を重ねれば最終的には復活できなくなる。敵の攻撃をかわす、受け流す、コンボを叩き込むといった操作を繰り返しながら、プレイヤー自身が少しずつ戦い方を覚えていくことがゲームの中心だ。

ナイトクラブや美術館、オフィスビルなどを舞台に、多数の敵を相手に立ち回る。落ちている武器や投げられる物、壁や段差など周囲の環境も利用でき、カンフー映画を自分で操作しているような戦闘が本作の魅力になっている。

タッチ操作で『Sifu』は遊べる? スマホ向けに操作を再設計

スマートフォン版で最も気になるのは操作方法だろう。『Sifu』は敵の攻撃に合わせた受け流しや回避、攻撃コンボなど入力のタイミングが重要な作品だけに、家庭用ゲーム機の操作をそのままタッチパネルへ置き換えただけでは遊びにくくなりそうだ。

そのためモバイル版では、新しいタッチ操作を専用に設計。さらに武器の取得、敵へのフィニッシュ攻撃、移動中のアクションなど、状況に応じて使う操作を分かりやすくするコンテキスト操作が強化されている。カメラシステムもスマートフォン向けに作り直されており、小さな画面でも戦況を把握しやすくする調整が行われている。

Sifu 美術館での戦闘シーン公式スクリーンショット
タイミングの正確さが求められる『Sifu』の戦闘を、モバイル版ではタッチ操作やカメラの再設計で対応する(画像:Sloclap公式サイト)

単にPC/家庭用ゲーム機版の画面へ仮想ボタンを重ねただけの移植ではなく、『Sifu』の戦闘をスマートフォンで成立させるために操作方法そのものへ手が入っているわけだ。

コントローラーにも完全対応

タッチ操作だけでなく、モバイル版はコントローラーにも完全対応する。『Sifu』は受け流しや回避、複数の敵を相手にした立ち回りなど細かな入力が多いため、家庭用ゲーム機版に近い操作感を求めるならコントローラー対応は大きい。

スマートフォンをディスプレイ代わりにしてBluetoothコントローラーなどで遊ぶという選択肢も取れるため、外出時にはタッチ操作、自宅ではコントローラーという使い分けもできる。「スマホ版だから操作方法はタッチ限定」という移植ではない。

ストーリーは簡易版ではなく全編収録

スマートフォン向けゲームというと、家庭用ゲーム機版の一部だけを切り出したり、内容を簡略化したりするケースもある。しかし『Sifu』モバイル版では、ストーリーキャンペーン全編が収録されることが公式ストアで案内されている。

つまり、スマートフォン向けの別作品ではなく、基本的には『Sifu』本編をモバイル向けに最適化したものと考えていい。ただし、家庭用ゲーム機/PC版に後から追加された「Arenas」などの追加コンテンツがモバイル版に含まれるかについては、現時点の一次情報では明記されていない。

完全版という表現を使う場合には注意が必要で、現段階で確実に確認できるのは「ストーリーキャンペーン全編を収録」というところまでだ。

日本のApp Storeでは現時点で「英語」のみ

日本のユーザーにとって、一つ注意しておきたいのが対応言語だ。10月5日時点の日本版App Storeでは、対応言語として「英語」のみが記載されている。商品ページ自体の説明文は日本語になっているものの、ゲーム内で日本語字幕や日本語メニューに対応するとは案内されていない。

家庭用ゲーム機版では日本語で遊べる環境もあるため、既存版と同じ感覚で購入すると違いが出る可能性がある。日本語対応が追加されるのか、Android版ではどうなるのかについても現時点では公式発表がないため、日本語で遊びたい場合は発売後のストア表記を確認したほうがよさそうだ。

1,300円で『Sifu』本編を持ち歩ける

PS5やPCで遊ばれてきた本格的なアクションゲームを、スマートフォンへそのまま持ってくる作品は珍しくなくなってきた。ただ『Sifu』の場合、敵の攻撃を見て受け流し、複数の敵との距離を管理しながら戦うというゲーム性だけに、タッチ操作への移植は相性が気になるところでもある。

今回は専用タッチ操作だけでなく、状況別アクションやカメラまで調整し、必要ならコントローラーも使用できる。ストーリーキャンペーン全編を1,300円で遊べることを考えれば、『Sifu』をまだ遊んだことがない人にとっても入りやすい選択肢になりそうだ。

一方、日本語対応については現時点で確認できない。操作性とあわせて、実際の発売後に確認したいポイントになりそうだ。

『Sifu』モバイル版は2026年10月12日、iOS/Android向けに配信予定。iOS版は日本のApp Storeで1,300円となっている。

コメント