株式会社ディースリー・パブリッシャーは、ホラーアドベンチャー『学校であった怖い話』『晦-つきこもり』をNintendo Switch向けに発売すると発表した。発売日は2026年9月10日予定。1995年にスーパーファミコン向けとして登場し、多くのプレイヤーに強烈な恐怖体験を刻み込んだ和製ホラーアドベンチャーが、現代向け機能を備えて復活する。
本作は、実写映像を活用した独特の不気味さと、プレイヤーの選択によって展開が変化するマルチシナリオ形式が特徴。日本独自の怪談文化や心理的恐怖を前面に押し出した作品として、現在でも高い知名度を誇るタイトルである。
“語り”が恐怖を深める…和製ホラーならではの異様な没入感

『学校であった怖い話』と『晦-つきこもり』は、どちらも“語り部から怪談を聞く”スタイルで進行するホラーアドベンチャーだ。
『学校であった怖い話』では、「学校の七不思議」を特集するために集められた語り部たちが、ひとつずつ不気味な話を披露していく。しかし、本来7人いるはずの語り部はなぜか6人しか集まっておらず、その違和感が物語全体に重苦しい空気を生み出していく。一方、『晦-つきこもり』では、「七回忌で怖い話をすると死者が蘇る」という言い伝えをきっかけに、田舎の本家へ集まった親戚たちが怪談を語り始める。学校怪談とは異なる、“家”や“血縁”にまつわる不穏さがプレイヤーを追い詰めていく構成となっている。
両作品とも、語り部ごとに口調や空気感が大きく異なり、ただ文章を読むだけではない独特の緊張感を生み出している点が大きな魅力だ。実写を活用したビジュアルも相まって、「本当にどこかで起きていそうな怖さ」が強烈な印象を残す。
選択肢ひとつで運命が変わる分岐型ホラー、隠しシナリオも用意

本作最大の特徴とも言えるのが、膨大な分岐シナリオである。
怪談の途中で選択する行動や返答、さらには語り部を選ぶ順番によってストーリーが大きく変化。最終シナリオそのものも進行状況によって変わり、条件を満たすことで隠しシナリオも解放される。場合によっては、怪談を聞いているはずの主人公自身に恐ろしい出来事が降りかかることもあり、プレイヤーは常に不安と隣り合わせの状態で物語を進めることになる。
また、Nintendo Switch版では快適性も向上。クイックセーブ・ロード機能や巻き戻し機能、ゲームスピード変更機能が搭載されており、複雑な分岐ルートやエンディング回収にも挑戦しやすくなっている。なお、ゲーム本編の内容自体は発売当時のものをベースとしており、新規シナリオなどの追加要素は行われない。オリジナル版の空気感をそのまま味わえる移植作品として展開される。
飯島多紀哉氏書き下ろし小説付き限定版も登場
今回の発表では、限定版の情報も公開された。
限定版は『学校であった怖い話』エディションと、『晦-つきこもり』エディションの2種類を用意。それぞれ共通して、『学校であった怖い話と晦-つきこもり』パッケージソフトに加え、シリーズで知られる飯島多紀哉氏の書き下ろし小説を収録している。さらに、各タイトルごとのオリジナルサウンドトラックCDも付属。作品の不気味な空気感を音楽面からも堪能できる内容となっている。
90年代ホラーゲームを代表する名作として今なお語り継がれる『学校であった怖い話』『晦-つきこもり』。現代のプレイヤーにとっては新鮮な恐怖体験として、当時を知るファンにとっては懐かしさと共に蘇る作品となりそうだ。
『学校であった怖い話』『晦-つきこもり』発売日・価格・限定版情報

- タイトル:『学校であった怖い話』『晦-つきこもり』
- 発売日:2026年9月10日(木)
- 対応機種:Nintendo Switch
- ジャンル:ホラーアドベンチャー
- プレイ人数:1人
- CERO:D(17歳以上対象)
【ダウンロード版】
- 『学校であった怖い話』:2,970円(税込)
- 『晦-つきこもり』:2,970円(税込)
【パッケージ版】
- 通常版:6,578円(税込)
- 限定版『学校であった怖い話』エディション:10,978円(税込)
- 限定版『晦-つきこもり』エディション:10,978円(税込)


