株式会社ポケモンとゲームフリークが手がける新作『Pokémon LEGENDS Z-A M次元ラッシュ』において、幻のポケモン・ゼラオラがメガシンカを遂げた姿「メガゼラオラ」が正式発表された。
本記事では、2025年12月10日配信予定のDLC「メガディメンションズ」にて登場するメガゼラオラの能力、デザイン、そしてSNS上で巻き起こっているファンの反応を含めて詳しく解説する。
リミッター解除で最強電気ポケモンに進化
メガゼラオラは、「サンダークラップポケモン」に分類される電気タイプのポケモンであり、その体内には雷10発分に相当する電気エネルギーが蓄えられている。メガシンカによって、これまでゼラオラの中で制御されていたリミッターが解除され、全力でのエネルギー放出が可能になったという。

特に額や手の甲、胸部、背中にある突起部分にエネルギーが集中しており、そこからは淡い青い光が常に放たれている。身長は1.5m、体重は44.5kgと、ゼラオラと大きく変わらないが、デザイン的には黒と青の配色が特徴的で、手の甲にトゲが追加されている。
バトルではトレーナーとの呼吸が鍵に

メガゼラオラは、解放されたエネルギーの使用タイミングを自ら制御している。そのため、パートナーとなるトレーナーは、ゼラオラの意思を尊重するか、あるいは完全にシンクロした呼吸を合わせることで、真の力を引き出す必要がある。
『Pokémon LEGENDS Z-A』では、こうした高度な戦術や連携が求められる場面が多く、単なる高火力アタッカーではなく、使いこなしが問われるテクニカルな存在であることが分かる。
デザインに賛否両論、「手抜き」批判も浮上

メガゼラオラの発表とともに、SNS上ではデザインに対する批判の声も多く見られた。特に、「元のゼラオラと見た目がほとんど変わらない」「色違いにしか見えない」といった意見が相次いでいる。メガカイリューに続き、「また手抜きメガ進化では?」との失望の声も出ており、メガシンカファンからは不満の声が上がっている。
DLC「メガディメンションズ」自体も、舞台が新ロケーションではなく、既存のルミオシティをグレースケール化した「異次元ミアレ」となっており、「新鮮味に欠ける」との評価が一部でなされている。
それでも期待が高まる『Pokémon LEGENDS Z-A』

否定的な意見がある一方で、メガシンカというシステムの復活に対しては多くのファンが期待を寄せている。ゼラオラの新たな力と、トレーナーとの連携がどのように描かれるのか、実際のプレイで体感してみる価値は十分にあるだろう。


今回は有料追加コンテンツとして提供され、限定コスチュームやモンスターボールの得点も用意されている。次回の情報公開は12月2日(火)に予定されており、さらなるメガシンカポケモンの登場や新要素の発表が待たれる。


