Nintendo Switch 2向けに、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の「メジャーリメイク」が2026年後半のホリデーシーズンに発売される可能性が報じられている。情報の発信源は、任天堂関連のリークで実績を持つNate the Hate氏であり、Video Games Chronicle(VGC)も同様の内容を裏付けている。
▼Video Games Chronicle-Sources: Nintendo is planning a new Star Fox and a major Zelda remake this year, but no 3D Mario
Switch 2で蘇る『時のオカリナ』メジャーリメイクの衝撃

『時のオカリナ』は1998年にNintendo 64で発売され、3Dアクションアドベンチャーの基準を築いた作品であり、現在でもMetacriticの歴代最高評価を保持するなど、ゲーム史における金字塔である。このタイトルの本格的なリメイクは、長年ファンが望んできたプロジェクトでもある。
すでに2011年にはNintendo 3DS向けにリメイク版が発売されているが、これはあくまで「ソフトリメイク」と位置づけられている。興味深いのは時間的な経過である。N64版から3DS版までは13年、そして3DS版から現在までは15年が経過しており、今回のリメイクはそれを上回る長い期間を経て実現される可能性がある。

今回のリメイクは「メジャー」と表現されており、単なるグラフィック強化や移植ではなく、ゲームデザインそのものに踏み込んだ再構築が行われる可能性が高い。ただし、その方向性は現時点では不明である。『Demon’s Souls』のような原作忠実型か、それとも『ブレス オブ ザ ワイルド』のように大胆な再解釈が加えられるのかは議論の分かれるところである。
ゼルダシリーズのプロデューサー青沼英二氏は過去に「リメイクには必ず新要素を取り入れる」と語っており、この方針が今回も適用されるならば、単なる懐古作品にとどまらない進化が期待される。
ゼルダ40周年と任天堂の戦略的リリース計画

このリメイクのタイミングは極めて重要である。2026年2月、1986年に誕生したゼルダシリーズは40周年を迎えた。さらに2027年5月には実写映画『ゼルダの伝説』の公開が予定されており、今回のリメイクはその前哨戦として機能する可能性が高い。
任天堂はこれまで『スーパーマリオ』シリーズで、ゲーム・映画・関連商品を連動させた段階的な展開を成功させてきた。今回も同様に、ゲームリリースを軸にしたメディアミックス戦略が進行していると考えられる。
一方で、任天堂社長の古川俊太郎氏はゼルダ40周年の具体的計画について言及を避けており、公式発表はまだ行われていない。この点からも、現段階ではあくまでリーク情報の域を出ないが、その信頼性は比較的高いと見られている。
また、2026年のラインナップに関して重要な補足がある。Nate the Hate氏によれば、3Dマリオの新作は2026年には発売されず、2027年に延期される見込みである。前作『スーパーマリオ オデッセイ』から約10年が経過しているにもかかわらず新作が不在となる中、『時のオカリナ』リメイクはその穴を埋める大型タイトルとして位置づけられている。
新作スターフォックスとSwitch 2の注目ラインナップ

同時に、Switch 2向けには新作『スターフォックス』も開発中とされている。この作品は2026年夏の発売が予定されており、『時のオカリナ』リメイクよりも先行する形となる。
『スターフォックス』シリーズは、2016年の『スターフォックス ゼロ』以来、約10年ぶりの新作となる。報道によれば、今回の新作はクラシックスタイルのゲームプレイを採用しつつ、ビジュアル面で高い評価を得ている。また、シリーズとしては珍しい本格的なオンラインマルチプレイ機能が導入される見込みである。
従来の『スターフォックス』は主にシングルプレイ体験が中心であったため、オンライン要素の追加はシリーズの進化として注目されるポイントである。
さらに、この作品は映画との連動も示唆されている。『スーパーマリオギャラクシー』映画へのキャラクター登場と関連したサプライズ発表が計画されていたとの情報もあり、任天堂がゲームと映像作品を密接に連携させる戦略を強化していることがうかがえる。

