【鉄拳8】アップデートVer.v1.04.00:ドラグノフがついに下方修正!

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5月8日、鉄拳8のアップデート「Ver.v1.04.00」が公開されました。5月、6月とアップデートを予定しており、6月にはVer.v1.05の配信を予定しいます。夏頃には新たに「リディア」が追加されることも発表済み。今回は鉄拳8では初めてとなるバトルバランス調整が実施されました。

アップデートで新コスチュームと細かなバグを修正

■アップデート内容
①「TEKKEN SHOP」に新アイテムを追加

  • – プレイアブルキャラクター共通の新コスチューム「忍者(NINJA)パック」
  • – プレイアブルキャラクター共通の新コスチューム「忍び(SHINOBI)パック」
  • – 「リリ」の復刻コスチューム
  • – 無料のアバターカスタマイズアイテム1点

②機能の改善、不具合の修正

  • – オンライン対戦中のパケット送受信およびロールバック処理を最適化
  • – オンライン対戦中に画面右下に表示される処理落ち時の赤アイコンの判定ロジックを改善
  • – 「MY REPLAY & TIPS」にて、リプレイ再生中の登場/勝利演出をスキップできるよう改善
  • – 「EXCITING REPLAY」のロード時間を最適化
  • – 「CHARACTER CUSTOMIZE」にて、麗奈の「鬼神面頬」と「ドクターマスク」を同時にカスタマイズできなくなるよう修正
  • – 「CHARACTER CUSTOMIZE」にて、上半身の肌の色が意図しないものになる不具合を修正
  • – その他、複数の機能改善および不具合修正

③一部キャラクターの技の挙動修正、性能調整

今後も続くバトルバランス調整の方針

バトルバランス調整の方針は以下を段階的に解決していくことが発表されています。
①一部のキャラクターが「鉄拳8」ならではの個性や強みを十分に発揮できない。
②一部のキャラクターが高いコンボダメージや突出した性能の技を備えている。
③一方的に攻撃を押し付ける状況が多く、プレイヤーの防御テクニックが活かしづらくなっている。


なお、今回のアップデートでは、①に該当するキャラの強化を重点的に見直しており、②に該当するキャラについても性能ダウンを図っているようです。また、ヴィクター、リリ、ポール、吉光、アリサ、クラウディオ、ファラン、仁、一八、リー、レオ、レイヴン、麗奈、シャヒーンは挙動修正のみとなっており、性能調整は入っていません。全体共通として投げ技の一部は性能調整が入っています。

性能調整で特に強くなったキャラクターとは?

では、今回の調整で性能アップの恩恵を多く受けたキャラクターは誰でしょうか?順番に見ていきましょう。

1.リロイ
出典:鉄拳8公式サイト

リロイは9項目の性能アップが施されました。鉄拳7では強キャラだったものの、鉄拳8ではそこまで強く無い設定に留まっていました。少し性能を抑えすぎたのか?今回のアップデートで連打技と捌き技を中心に大幅アップです。ガード時の敵の硬直時間延長やダメージアップ、捌き時の回復量増加の調整が実施されています。

2.スティーブ
出典:鉄拳8公式サイト

以下に紹介するキャラクターは4項目が性能アップされています。なかでもスティーブは、4項目の性能アップの挙動修正も施され、強化されています。攻撃の発生速度アップやリーチを長くするなどの性能調整が行われ、空振りを低減する挙動修正も行われました。プレイヤーによっては攻守バランスが良く強敵でしたが、さらに使いやすくなりました。

3.ザフィーナ
出典:鉄拳8公式サイト

こちらも4項目の性能アップが実施されました。これまで、ザフィーナを選ぶプレイヤーは少なかった印象です。敵のガード時の硬直時間を延長し、攻撃速度を早めるなど、ダメージを与えやすく、攻撃のバリエーションが広がるように修正されています。これで、よりザフィーナの良さが発揮できるのでは無いでしょうか。

4.パンダ
出典:鉄拳8公式サイト

パンダも4項目の上方修正です。ダメージアップを中心に修正されており、さらに削りダメージのアップが実現しました。もともと使いやすい下段攻撃を持っていない代わりに、削り技のダメージアップを図ることで戦術が広がります。また、クマとは性能が別となっており、ヒート攻撃はクマよりも使いにくい設定になっています。そこで、技の性能向上が実施されています。

5.飛鳥
出典:鉄拳8公式サイト

飛鳥も4項目の上方修正。挙動修正も4項目向上しています。鉄拳8で追加された新技「浪花の気焔」と、「引き手入道」の使い勝手向上がメインとなっており、ガード時の相手との距離を近くする修正が施されています。修正前から素早い攻撃で強敵であった飛鳥ですが、さらに強くなってます。

性能調整で特に弱体化されたキャラクターとは?

性能向上が実施された一方、性能ダウンとなったキャラクターについて見ていきましょう。あずせな、どらぐのふ、ふぇん

1.ドラグノフ
出典:鉄拳8公式サイト

飛び抜けて強かったドラグノフがついに下方修正されました。特にデススコルピオは、下段攻撃とダウン状態どちらでもヒット判定の取れる技であり、連発によるハメ技が横行していました。これの性能を大幅に抑制しています。全体的にコンボダメージも下方修正されました。

2.アズセナ
出典:鉄拳8公式サイト

アズセナも下方修正されました。小技を使った戦闘スタイルを得意とするキャラクターですが、小技の威力が高すぎたため、ダメージや硬直時間が調整されています。6月に予定しているアップデートでは、特殊行動に関連する技の性能を向上予定としています。

3.フェン
出典:鉄拳8公式サイト

ヒート時の強化が高かったフェンは、6項目で下方修正されています。その多くがダメージの低減となっており、コンボ時のダメージを低く設定し直しています。

最後に…

今回のアップデートで、強過ぎる!と批判されていたドラグノフに対策が入りました。一方で最初から大きく調整されてしまったリロイが大幅な上方修正となっています。今後、リロイの使用率が高まるでしょうか?

一方、今回の調整で性能調整及び挙動修正のどちらにも該当していないキャラクターが1人。私が一番使用しているニーナは、全キャラ共通の修正以外に調整は何も施されませんでした。少し複雑な心境です…。