1月29日、『Pokémon Trading Card Game Pocket』(通称ポケポケ)に、新たにトレード機能が追加された。この機能を活用することで、フレンドとカードを交換し、コレクションを充実させることが可能になった。手に入れたかったカードを狙うチャンスが広がり、より戦略的にデッキを強化できる。
トレード機能の概要
ゲームボーイで“ポケットモンスター”が発売となった1996年。ポケモンの何が画期的であったのかといえば“通信機能”が使えるようになったことだ。それまで家庭用ゲーム機といえば、1人で黙々とやり込み、学校に行っては友達と話しを共有するというスタイルであったが、ついに友達同士でモンスターを戦わせる、交換することが可能になり、世界観が広がったのが記憶に残っている。もちろん、当時は今のようにWi-Fiやインターネットなどはなく、有線でつないで通信するといったものだった。
今回追加されたトレード機能は、ポケモンの醍醐味をオンラインで可能にしたカードの交換機能だ。これは、フレンドになっているプレイヤー同士でのみ利用できる。交換を行うためには「トレードパワー」が必要であり、時間の経過によって回復するほか、特定のアイテムを使用すれば回復時間を短縮することも可能だ。
また、トレードは基本的に同じレアリティのカード同士でのみ行える。ただし、exポケモンのようにより高いレアリティのカードを交換する場合には「トレードメダル」が必要になる。このトレードメダルは、同じカードを複数枚集めることで入手可能だ。
トレードの手順
トレードの手順はシンプルで、以下の流れで行うことができる。
- 送るカードを選ぶ
- フレンドに送るカードを1枚選び、交換を提案する。
- 提案後はフレンドの返答を待つ。
- フレンドの返信を確認
- フレンドがトレードを承認すると、トレード画面に通知が届く。
- フレンドから貰うカードを確認し、OKを押す。
- トレード成立
- 両者が同意するとトレードが成立し、カードが交換される。
トレード機能開始!Xではカメックスがトレンドに
トレード機能が実装された1月29日には、Xでカメックスがトレンド入りした。
Xでは、トレード機能実装前から交換したいカードを(求)、(譲)という形で投稿するユーザーが多く見受けられ、意外にも求める声が多かったのが「カメックスex」だった。カメックス、ギャラドス、シャワーズ、フリーザを入れたデッキの人気が高く、求める声が多いのかもしれない。また、カメックスexの入手率が悪いのも要因と考えられる。SNSを使ってうまく必要なカードを集めよう。
トレードを活用して理想のデッキを作ろう
この新機能を使えば、これまで手に入らなかったカードをフレンドとの交換で手に入れることができる。特に、狙っているカードを持つフレンドと積極的にトレードを行えば、理想のデッキ構築がスムーズに進む。
また、トレードパワーやトレードメダルを効率よく活用することで、より有利にカード交換を進められる。今後のアップデートによって新たな要素が追加される可能性もあるため、さらなる情報にも注目したい。