2025年10月16日発売予定の『ポケモンレジェンズ Z-A』に関して、複数の新情報が公開された。Nintendo Switch 2との特別エディションや、最大4人で楽しめる新バトルモード「Z-A Battle Club」、さらにはファン注目のメガシンカ「メガカイリュー」など、本作の魅力を網羅的に紹介する。
Nintendo Switch 2特別モデルが9月5日より予約開始!

ポケモンは、Nintendo Switch 2本体と『Pokémon LEGENDS Z-A』のダウンロード版がセットになった「Nintendo Switch 2 Pokémon LEGENDS Z-A Edition」を10月16日に発売すると発表。価格は53,980円(税込)、予約は9月5日より開始される。
パッケージには作品のロゴとともに、主人公2人の姿が描かれた特別仕様となっており、マイニンテンドーストアでの取り扱いはなく、全国の店舗およびオンラインショップで予約受付が行われる。
新バトルモード「Z-A Battle Club」、4人の通信対戦が可能に
『Pokémon LEGENDS Z-A』に新たに追加される「Z-A Battle Club」は、シリーズでは珍しい最大4人のトレーナーによるリアルタイムの通信対戦モードである。舞台は専用のフィールドで、制限時間3分の中で「いかに多くのポケモンを倒すか」が勝敗の鍵を握る。

バトルフィールドにはランダムにアイテムが出現し、それを拾うことで自分のポケモンを一時的に強化できる。これにより、単純なポケモン同士の相性だけでなく、マップの支配力や行動効率が勝敗に直結する。さらに、倒されたポケモンも時間経過や特定条件で回復・復帰が可能なため、最後まで諦めずに立ち回る戦術が重要となる。
本モードには「ランクバトル」機能も備わっており、対戦成績に応じてランクが上昇。高ランクに到達すると限定報酬や称号が得られる。世界中のトレーナーと競い合い、報酬と栄誉をかけて熱いバトルが繰り広げられることになる。

従来のポケモンバトルとは一線を画す「Z-A Battle Club」は、アクションと戦術が融合したまったく新しいオンライン体験を提供してくれるだろう。
キャラクターボイス未実装に賛否両論
シリーズ伝統ともいえるキャラクターボイスの未実装について、Redditでは「最近の作品はダウングレードしている」との意見が注目を集めた。一方で、「想像で補完する自由がある」「自分のペースで物語を楽しめる」という肯定的な声も多い。
新キャラ「カラスバ」や「デウロ」などの登場も判明しているが、現時点でCV実装は確認されていない。『スカーレット・バイオレット』で話題を呼んだナンジャモのように、今後の展開に期待が高まる。
新たなメガシンカ「メガカイリュー」登場!その姿と設定に注目

今回発表された新たなメガシンカポケモンの中でも、特に注目を集めているのが「メガカイリュー」だ。頭部にはハクリューを思わせる白い翼が生え、尻尾にはドラゴンエアー風の珠が装飾されている。
メガカイリューは飛行能力が向上し、より速く、より遠くまで飛べるように。性格面でも“バトルを早く終えるのは相手への優しさ”という独特の理念が付与され、困っている人を見かけると真っ先に駆けつける優しさを持つ設定となっている。
ただし、このデザインには賛否両論があり、「かわいらしい」「神秘的」と評価する声がある一方、「不気味で奇妙」「これまでのメガシンカらしさがない」との批判も少なくない。

一部では「X・Y」シリーズの伝統を継承し、頭部ウィングがY字型を模しているとの説も語られており、今後のストーリー展開にさらなる伏線が張られている可能性もある。
探索・育成要素も充実!新たな遊び方に期待
『ポケモンレジェンズ Z-A』では、従来作品にはなかった新要素が多数導入されている。戦闘システムは『レジェンズ アルセウス』を継承する移動型バトルで、技の射程距離や立ち位置が戦況を左右する戦略的な要素が強化されている。
時間帯の変化に応じて環境が変わる「昼夜切り替え」や、プレイヤーキャラの「ヘアスタイル変更」「着せ替え」も可能。また、特定の条件下で起こる「暴走メガシンカ」など、ストーリーに関わる強力な演出も用意されており、やり込み要素としても期待できる。