【2026年新作】『鬼武者 Way of the Sword』の最新情報!宮本武蔵と歴代主人公を徹底解説

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カプコンの名作アクション『鬼武者』シリーズが完全新作として蘇る。2026年に発売予定の『鬼武者 Way of the Sword』は、剣豪・宮本武蔵を主人公に据え、江戸時代初期の京都を舞台にした新たな物語を展開する。本記事では、最新情報をまとめるとともに、これまでのシリーズや歴代主人公たちを振り返る。

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『鬼武者』シリーズ復活!完全新作の魅力

『鬼武者 Way of the Sword』とは?発売日・対応機種・概要

2026年に発売予定の『鬼武者 Way of the Sword』は、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam向けに展開される。舞台は江戸時代初期の京都で、清水寺をはじめとする歴史的な神社仏閣が登場。しかし、瘴気によって不気味な光景へと変貌しており、シリーズのダークファンタジー要素がより際立っている。

敵はおなじみの「幻魔」。最新技術による剣戟アクションは、豪快に斬る爽快感を強調しており、今作最も注力した特長的なシステムとなることが発表されている。戦い方は刀で斬るだけでなく、その場にある畳や着物などの周辺環境を使って有利に進める要素も搭載。刀の種類によって繰り出せる技も異なるようだ。また、シリーズの象徴「鬼の篭手」も継承。魂を吸収することで体力回復や強力な技の発動が可能となる。

さらに、実在の歴史上の人物が多数登場するとされ、戦国・江戸時代の剣士たちがどのように絡むのか注目される。宮本武蔵を語るには、佐々木小次郎や伊織、塚原卜伝が欠かせないことから、登場する可能性が高い。初代鬼武者と鬼武者2のラスボスは幻魔のモンスターだったが、鬼武者3のラスボスは「織田信長」となり、歴史上の人物となった。今回のラスボスも歴史上の人物になる可能性がありそうだ。

【主人公】宮本武蔵が『鬼武者』に参戦!モデルは三船敏郎

本作の主人公は剣豪・宮本武蔵。そのモデルには日本映画界のレジェンドでサムライスターとも呼ばれる三船敏郎が起用された。これまでの『鬼武者』シリーズでは金城武や松田優作、ジャン・レノといった世界的俳優が登場してきたが、本作もその伝統を引き継ぐ。歴史上の人物である宮本武蔵を実在の大物俳優が演じるというのは非常に興味深い設定だ。また、爽快な剣戟アクションだけでなく、宮本武蔵のリアルな表情にも注目してほしい。

声優は『進撃の巨人』ライナー・ブラウン役や『僕のヒーローアカデミア』常闇踏陰役で知られる細谷佳正が担当。血と泥にまみれながら己の戦う理由を探し求める若き侍・宮本武蔵の荒々しい戦いをどのように表現するのか期待が高まる。

【シリーズ解説】歴代『鬼武者』作品とは?

『鬼武者』シリーズは2001年に誕生し、戦国時代を舞台に「鬼の力」を宿した武士が幻魔と戦うアクションゲームとして人気を博した。カウンターアクション「一閃」による爽快な剣戟バトル、実在の歴史事件を絡めた重厚なストーリー、ダークファンタジー的な演出が特徴。

また、実在の俳優をモデルに起用することで映画のような演出を実現し、累計販売本数870万本を超えるヒットシリーズとなった。2023年には、Netflixによるアニメ化も行われるなど、幅広い展開が続いている。

【歴代主人公】鬼武者たちの系譜を振り返る

『鬼武者』シリーズでは作品ごとに異なる主人公が登場。それぞれが幻魔との壮絶な戦いに身を投じてきた。初代からはじまり、13年後を描いた『鬼武者2』、そして完結編となった『鬼武者3』と3部作が発売されている。今回は完全新作ということで、過去作品をプレイしていないとストーリーが分からないということはなく、完全に新規の物語となりそうだ。

【初代】明智左馬介秀満(金城武)

2001年にPlayStation 2向けに発売した初代『鬼武者』では、明智光秀の家臣・明智左馬介秀満が主人公となる。モデルは俳優の金城武が担当。鬼の篭手を駆使し、幻魔と戦う壮絶な物語が描かれ、鬼武者シリーズが誕生した。2001年には珍しいダークファンタジーの世界を描いたヒットタイトルで、PlayStation 2タイトルとして初のミリオンセラーとなった。

【鬼武者2】柳生十兵衛(松田優作)

2002年発売の『鬼武者2』では、剣豪・柳生十兵衛が主人公。モデルは伝説の俳優・松田優作。前作とは異なり、仲間キャラとの関係性が重要になるシステムが特徴。鬼武者ならではのアクション性に加え、装備の強化や主人公の育成を取り入れた。主人公のほか、「小谷のお邑」「風魔小太郎」「雑賀孫一」「安国寺恵瓊」という4人の仲間とストーリーが進み、それぞれ操作することができるが、育成は主人公のみである。

【鬼武者3】明智左馬介(金城武)&ジャック・ブラン(ジャン・レノ)

2004年にPlayStation 2で発売された三部作の完結編『鬼武者3』は、2人の主人公によって物語が進んでいく。金城武がモデルとなる初代主人公・明智左馬介が復活。さらに、現代フランスでは、映画俳優のジャン・レノが演じる新キャラとしてジャック・ブランが登場。非常に豪華なキャストとなった。タイムスリップによって日本とフランスが繋がり、戦国時代を舞台に戦いを繰り広げる。2026年発売の『鬼武者 Way of the Sword』は、ナンバリングタイトルとしては『鬼武者3』から18年ぶりの再来だ。

『鬼武者 Way of the Sword』の新たな伝説に期待

『鬼武者 Way of the Sword』の発表により、シリーズの完全復活が決定。宮本武蔵を主人公に、剣戟アクションとダークファンタジーがさらなる進化を遂げる。現在において剣戟アクションとダークファンタジーといえば、『仁王』や『ダークソウル』『エルデンリング』といったフロムゲーが思い浮かぶが、『鬼武者 Way of the Sword』も高難易度の“死にゲー”路線になるかが気になるところ。また、左馬之助のスポット登場なども期待される。少しでもいいから金城武の左馬之助を現代のクオリティで見たい!というファンも多いだろう。
▼鬼武者 Way of the Sword公式サイト