バンダイナムコが進めている大型新作ドラゴンボールゲームプロジェクト『エイジ1000(Age 1000)』の正体が、『ドラゴンボール ゼノバース3』であることが時期尚早に確認された。
発端は、バンダイナムコのYouTube運営上のミスである。東南アジア向け公式YouTubeページにおいて、『Age 1000』の発表トレーラーが一時的に『DRAGON BALL Xenoverse 3』と題されたプレイリストに掲載された。現在は削除されているものの、複数のネットユーザーがその痕跡を確認しており、偶発的なリークであった可能性が極めて高い。
この件により、コードネーム『Age 1000』として予告されていた新作が、シリーズ第3作『ドラゴンボール ゼノバース3』であることは、ほぼ間違いない状況となった。
本作はドラゴンボール40周年記念タイトルとして位置づけられており、正式発表は2026年4月18日から19日に開催予定の「ドラゴンボールゲームバトルアワー2026」で行われる見込みである。発売は2027年を予定している。
当初“ニューゲームプロジェクト エイジ1000”として発表された段階では、シリーズ新機軸や完全新作タイトルの可能性も取り沙汰されていた。しかし今回のリークにより、長年支持されてきた『ゼノバース』シリーズの正統続編であることが明確になった。
Dragon Ball Xenoverse 3 is the Age 1000 game announcement – YouTube playlist created by Bandai Namco Southeast Asia https://t.co/e3nRVg5tWo https://t.co/9nKZIyTILo pic.twitter.com/B2E0TsmXl4
— Wario64 (@Wario64) February 22, 2026
Xでリーク情報を定期的に投稿しているWario64氏が、『ドラゴンボール ゼノバース3』であることを指摘。
前作から約10年、ゼノバース2の成功とシリーズ進化の系譜
『ドラゴンボール ゼノバース2』は2016年10月に発売された。対応プラットフォームはWindows PC(Steam)、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PS4、PS5と幅広い。
発売からほぼ10年が経過した現在も、同作は数多くのクオリティ・オブ・ライフ向上アップデートを重ね、現代アクションRPGの中でも長く愛され続ける作品となっている。オンライン要素の強化や追加コンテンツの拡充により、事実上の長期運営型タイトルとして成功を収めてきた。
『ゼノバース』シリーズの最大の特徴は、プレイヤー自身がオリジナルキャラクターを作成し、Z戦士たちの世界に介入できる点にある。レベルアップやスキル習得を通じて成長しながら、原作キャラクターたちと共闘し、あるいは対峙しつつ、ドラゴンボールの歴史を再構築する物語を体験するというコンセプトが支持されてきた。
『Age 1000』発表当初、一部では2010年にリリースされたMMORPG『ドラゴンボールオンライン』の後継作ではないかとの憶測もあった。同作はその後『ゼノバース』シリーズへと事実上継承される形となった経緯がある。今回の正体判明により、その流れがさらに明確になったと言える。
約10年という年月は、シリーズ刷新には十分な時間である。ハードウェア性能の進化、オンラインインフラの高度化、グラフィック技術の向上などを背景に、『ゼノバース3』ではシステム面・ビジュアル面の大幅な進化が期待される。
鳥山明の新規キャラクターと5年以上続く開発プロジェクト
本作における最大の注目点の一つが、鳥山明氏による新規キャラクターデザインの存在である。
2024年に逝去された鳥山明氏は、『Age 1000』プロジェクトに深く関与していた。本プロジェクトは5年以上前に始動しており、鳥山氏は世界観構築および完全新規キャラクターのデザインに携わっていたことが明らかになっている。
オリジナルのティーザー映像に登場したキャラクターもその一部であり、鳥山氏自らが手掛けた新たな存在が、ゼノバースの時空を舞台にどのような物語を紡ぐのかが大きな焦点となる。
『ゼノバース』シリーズは、歴代キャラクターの再解釈やIFストーリー展開を得意としてきた。そこへ鳥山明氏の完全新規原画キャラクターが加わることで、単なる続編に留まらない、シリーズの集大成的作品となる可能性が高い。
40周年記念作品という節目、前作から約10年というタイミング、そして鳥山明氏の遺した新キャラクター群。これらが重なることで、『ドラゴンボール ゼノバース3』はシリーズ史上最大規模のプロジェクトになると予想される。
正式発表が予定されるドラゴンボールゲームバトルアワー2026に向け、今後さらなる続報が期待される。長年待ち続けたファンにとって、2027年は特別な年となる可能性が高い。

