『Project Motor Racing』がついに発売!本格レースシミュレーションの新たな金字塔

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セガは、Straight4 Studiosが手がける本格レースシミュレーションゲーム『Project Motor Racing(プロジェクトモーターレーシング)』を、PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Games Store/Windows)向けに2025年11月25日(火)より発売開始した。本作は、20年に及ぶレースシム開発の集大成ともいえる作品であり、プロフェッショナルレベルのリアルなドライビング体験を目指して開発された。リリースを記念し、ローンチトレーラーも公開中だ。

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リアルを極めた本格シミュレーション「走りの真髄」

『Project Motor Racing』最大の特徴は、720Hzで演算される新開発の物理エンジンによって再現される極めてリアルな挙動である。内燃エンジンの挙動、ターボラグ、バックファイア、ディーゼリングなど、現実の車両が持つ複雑な要素までも忠実に再現。さらに、True2Track技術により、天候や気温、路面状況の変化などもリアルタイムに再現され、プレイヤーは時間の経過や環境の変化に応じた戦略的なドライビングを求められる。

これにより、単なるグラフィックのリアルさではなく、物理的挙動まで含めた“実際のレース”に限りなく近い体験が可能となっている。

プロドライバーが監修!車両・挙動は公式ライセンスに基づく

本作に登場する車両はすべて、正式なブランドライセンスを取得しており、実際のレーシングカーを基にしたデザインとハンドリングが徹底的に再現されている。また、世界中の実車レーシングドライバーやシムドライバーが参加する「ファクトリードライバープログラム」によって、チューニングやバランス調整も実施されており、あらゆる車両が現実さながらのパフォーマンスを誇る。

収録されているサーキットも、昼夜サイクルや天候、路面の乾き具合などが動的に変化し、本物のサーキット走行に限りなく近い体験を味わうことができる。

クロスプレイ・MOD対応で広がる自由なレース体験

『Project Motor Racing』はシングルプレイとオンラインマルチプレイの両方に対応しており、キャリアモードではモータースポーツの頂点を目指す本格的な成長体験が可能だ。一方で、オンラインではクロスプラットフォームに対応しており、機種の垣根を越えて世界中のライバルたちとリアルタイムで競い合える。

また、GIANTS Engine 10によるMOD対応により、ユーザー生成コンテンツの導入も可能。車両、サーキット、カスタムイベントなど、多彩なコンテンツを自由に追加し、自分だけのレース環境を構築できる。ハンコンなどの周辺機器にも高精度で対応しており、細かな設定やHUDカスタマイズによって、理想のシム環境を作り上げられる点も魅力である。

本格レースシミュレーションの決定版とも言える『Project Motor Racing』は、レースゲームファンはもちろん、リアルな挙動を追求するシムレーサーにとっても見逃せない1本となっている。新たな世代のレースゲーム体験を、その手で確かめてみてほしい。