FFXIV「パッチ7.4」を12月16日公開、新レイド“ヘビー級”と特別楽曲を正式発表

ゲームニュース

スクウェア・エニックスは、MMORPG『ファイナルファンタジーXIV(FFXIV)』の大型アップデートであるパッチ7.4「霧の中の理想郷(アルカディア)」の最新トレーラーを公開した。本パッチは12月16日に実装予定であり、レイドシリーズの最終章、新ダンジョン、PvP新ルール、UI刷新など、幅広い新要素が多数投入される内容となっている。

公開されたトレーラーでは、新たなメインクエスト、アルカディア最終決戦の舞台、さらにシステム改善まで、プレイヤーが待ち望むアップデート内容を一望できる構成となっている。中でも注目を集めているのが、レイド「至天の座アルカディア:ヘビー級」で流れる特別楽曲である。

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トム・モレロ書き下ろし楽曲がレイド最終章を彩る

本パッチ最大の話題の一つが、グラミー賞を2度受賞したギタリスト、トム・モレロ氏による書き下ろし楽曲「Everything Burns」である。本曲はシリーズ最終決戦となる「至天の座アルカディア:ヘビー級」にて流れる特別なバトルトラックだ。Beartoothのケイリブ・ショーモ氏をボーカルに迎え、重厚かつ攻撃的なサウンドがバトルを一層盛り上げる仕上がりとなっている。

楽曲は12月17日よりトム・モレロ氏のシングルとして配信予定であり、FFXIVファンはもちろん、音楽ファンにとっても注目度の高いリリースとなる。また、トム・モレロ氏本人からのスペシャルメッセージ動画も公開されており、今回のコラボレーションに至る経緯や楽曲への意気込みが語られている。

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【パッチ7.4】メインクエストほか豊富なコンテンツ実装

パッチ7.4では、メインストーリーの更新をはじめ、多岐にわたる新コンテンツが追加される。本パッチで注目すべきポイントを以下に整理する。

メインクエスト「霧の中の理想郷」

新たな物語が展開し、冒険者たちは未知の地へと続く新章へ踏み込む。物語の核心に迫るドラマが展開することが予想される。

レイドダンジョン「至天の座アルカディア:ヘビー級」

ライトヘビー級、クルーザー級に続くシリーズの最終決戦。トム・モレロ氏の楽曲が戦闘を彩り、シリーズのクライマックスにふさわしいスケールのバトルが展開される。

多彩な新バトル・ダンジョン

以下の新バトルコンテンツが追加される。

  • インスタンスダンジョン「遺忘行路 ミストウェイク」
  • 討伐戦「グラシャラボラス討滅戦」
  • 幻討滅戦「幻ツクヨミ討滅戦」
  • ヴァリアントダンジョン「商客物語」

特にヴァリアントダンジョンは、異なるルート選択や複数難易度で楽しめるコンテンツとして、幅広いプレイヤー層が挑戦しやすい設計となっている。

PvPフロントライン「ウォーコー・チーテ(演習戦)」

天候が変化する新マップを採用し、これまでにない戦術性が要求される新ルールで戦える。環境変化を戦略に組み込む新感覚のPvP体験が期待される。

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UI刷新と生活系アップデートも充実

本パッチでは、戦術の可視化を助ける「作戦盤(ストラテジーボード)」、操作性向上を狙った「クイックパネル」など、日常的なプレイを快適にするUIアップデートも多数実装される。

加えて、クラフトレシピ、アラガントームストーン:記憶、マウントやミニオンの追加、蜃気楼の島「クレセントアイル」の拡張など、プレイヤーの生活・収集要素を満たすアップデートも注目点である。

さらに、新たなカラーテーマ「クリアグリーン」「クリアホワイト」が追加され、ユーザーインターフェースのカスタマイズ幅も広がる。

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コスモエクスプローラーや事件屋シリーズも更新

コスモエクスプローラーでは「崩壊文明の星 オイジュス」が新たに追加され、道具強化コンテンツ「コスモツール」にも拡張が行われる。また、人気コンテンツ「事件屋ヒルディブランド 黄金編」も続編が公開される予定である。

長年プレイヤーを惹きつけてきたヒルディブランドシリーズの最新エピソードがどのような展開を迎えるのか、今後の情報にも期待したい。

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FFXIVは今からでも楽しめる

『ファイナルファンタジーXIV』は、世界中のプレイヤーが共に冒険できるMMORPGであり、壮大な物語や多彩なバトル体験ができるタイトルである。RPG3本分のストーリーが無料で遊べるフリートライアルも用意されており、未プレイヤーでも気軽に世界へ飛び込むことができる。

今回のパッチ7.4は、最新拡張「黄金のレガシー」と共に、今から始めるプレイヤーにとっても十分に楽しめるタイミングである。FFXIVの世界をまだ体験していないなら、今こそ冒険をスタートする絶好の機会といえる。