『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』8月8日発売決定、最新トレーラーを公開

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PlayStation 5向けの新作タイトル『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』が2025年8月8日に発売されることが決定し、開発元Hangar 13は最新のゲームプレイトレーラーを公開した。

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舞台は1900年代――細部まで作り込まれた世界観

1900年代初頭のシチリア島を舞台に、壮大な犯罪ドラマが展開される本作は、シリーズの代名詞ともいえる重厚なストーリーとリアルなアクションをさらに進化させている。主人公エンツォ・ファヴァーラが、シチリアの裏社会で生き抜く姿が描かれ、農村の未舗装路、地下墓地、豪邸といった多彩なロケーションが見事なコントラストを生み出す。細部まで作り込まれた背景は、Unreal Engine 5のパワーでこれまでにない没入感を実現。特にオペラハウスの大広間など、これまでの作品を凌駕する美麗なビジュアルが目を引く。

ステルスと銃撃が交錯する死闘、弾薬の重みが生む新たな緊張感

公開されたトレーラーでは、エンツォが刃物を使い敵を静かに葬るステルスパートから、銃撃戦へと緊張が一気に高まる場面が描かれている。敵の気を逸らしてナイフで仕留め、さらに投擲ナイフで遠距離の敵を一掃する戦術が披露されるが、うまくいかずに銃撃戦へと突入する展開が息を呑む。

弾薬が限られた中でリソースを最大限に活用するデザインは「1発の弾が持つ重み」というコンセプトを軸にしており、従来のシューターとは一線を画す。遮蔽物に飛び込み、武器を切り替えながら戦う様子は、プレイヤーに瞬時の判断力を求めるスリル満点のものだ。ナイフ、銃、爆発物を組み合わせた戦略が生死を分け、無駄撃ちは命取りになる緊張感が徹底的に作り込まれている。

馬上チェイスとクラシックカーが生む極限の追跡劇

「マフィア」シリーズの魅力の一つであるカーチェイスは、本作でも健在。しかも今回は馬上でのアクションが新たに追加され、未舗装路を馬で駆け抜けるスリリングな追跡劇が展開される。もちろん、20世紀初頭のクラシックカーも多数登場し、重量感やクセを忠実に再現。トレーラーでは、かつて馬が歩んだ道を、クラシックカーが猛スピードで突っ走る場面が確認でき、レトロなビジュアルと緊迫感が見事に融合している。車と馬、両方を駆使したアクションは、これまでのシリーズにはなかった新たな刺激をプレイヤーに提供し、アクションの幅を広げている。

シリーズ初の“ナイフ決闘”が加わり、極限の1対1バトルが実現

本作最大の新要素として注目すべきは、シチリア伝統の戦闘スタイルから着想を得た“ナイフ決闘”だ。エンツォが命をかけて戦うこの1対1の戦闘は、従来のゲームプレイにはなかった極限の駆け引きを生む。刃物での対決は、距離感、タイミング、心理戦すべてが勝敗を左右し、プレイヤーは一瞬の油断も許されない。これまで銃撃戦中心だったシリーズに新たな層の深みを加え、犯罪組織“トリージ・ファミリー”との血塗られた抗争がより緊張感あふれるものとなっている。シリーズファンにはおなじみのアドレナリン満載の戦闘が、さらに進化を遂げているのがわかるだろう。

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マフィアになりきる究極の犯罪アクション

『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』は、2025年8月8日にPlayStation 5向けに発売予定。通常版は6,930円(税込)、デラックス・エディションは8,140円(税込)で現在予約受付中だ。圧倒的なグラフィック、革新的な戦闘システム、そして新要素のナイフ決闘まで、今作はこれまで以上に挑戦的で緊張感あふれる一作となること間違いなし。次なる情報公開にも引き続き注目したい。