夢の競演“ドラクエ×ブルーロック”の初タッグ!
株式会社Anyは、Nintendo Switch向け完全新作タイトル『転生ゲーム』(仮称)の企画・プロデュースを手がけることを発表した。本作の発売は2026年を予定しており、開発・発売は『ドラゴンクエスト』などで知られるアルテピアッツァ株式会社が担当する。
注目すべきは、堀井雄二氏(『ドラゴンクエスト』)と金城宗幸氏(『ブルーロック』『神さまの言うとおり』)という、日本のエンタメ界を代表する二人の初コラボレーションである。この2名がタッグを組むこと自体、ゲーム業界において異例かつ貴重な試みだ。
プレイヤー同士が蹴落とし合う“友情崩壊型”すごろく
『転生ゲーム』は、「転生」「カルマ」「運命」をテーマにした対戦型すごろくゲームである。プレイヤー同士が“転生”を繰り返しながら、他プレイヤーを妨害し、裏切り、蹴落としていくスタイルが特徴だ。
“絶対に友達と仲が悪くなるゲーム”という挑発的なコンセプトのもと、友情を賭けた心理戦と裏切りの駆け引きが繰り広げられる。オンライン対戦はもちろん、実況配信との相性も抜群な設計が想定されている。
死後の世界「リンネ界」が舞台のダークファンタジー
ゲームの舞台となるのは死後の世界「リンネ界」。キャラクター原案は金城宗幸氏、キャラクターデザインは眞島真太郎氏が担当し、独特な世界観と個性的なキャラクターたちが物語を盛り上げる。
この設定により、プレイヤーは現世とは異なるロジックで動く非現実的なルールの中で、道徳や友情といった価値観を問い直す体験を味わえるだろう。
クロスメディア化!?多面的な展開を予定
『転生ゲーム』は単なるゲームとして完結するものではない。今後は、アニメ・漫画・グッズ・リアルイベント・TikTokコンテンツなど、多面的なクロスメディア展開が予定されている。
この包括的なIP戦略には、コマースプラットフォーム「ecforce」を展開するSUPER STUDIOが参画。IPとコマースを一体化したビジネスモデルが期待されている。
開発メンバーのコメントも注目ポイント
堀井雄二氏は「ゲーム実況が面白くなるゲームを作りたい」と語り、現代的なゲーム体験への意欲を見せる。一方、金城宗幸氏は「死んで生まれ変わる為に蹴落とし合うすごろく」を提案したことを明かし、挑戦的な精神を前面に出している。
また、ゲームディレクターを務める佐藤彩花氏は、「SNSで話題になる、“今っぽくて理不尽で笑える”ゲームを作りたい」とコメント。ゲーム慣れしていない視点からのアプローチも、独特な魅力の源となっている。
『転生ゲーム』の製品情報(2025年4月現在)
- タイトル:転生ゲーム(仮称)
- プラットフォーム:Nintendo Switch™(ダウンロード専用)
- ジャンル:すごろくゲーム
- 言語:日本語
- 価格:未定
- 発売日:2026年予定
- 発売元:アルテピアッツァ株式会社
- 企画・プロデュース:株式会社Any
『転生ゲーム』は、2026年のリリースに向けて鋭意開発中である。続報は公式SNSおよび特設サイトにて発信予定とのこと。実況映え、SNS映え、裏切り要素と、現代のプレイスタイルにマッチしたゲームとして、今後の情報公開が待ち遠しい。