深刻だったPS5のオートセーブ問題に公式が対応
Pocketpairが開発するサバイバルクラフトゲーム『パルワールド』の最新アップデート、バージョン0.5.3が配信された。今回のアップデートでは、主にPlayStation 5(PS5)で発生していたオートセーブの不具合に対する修正が行われている。
▼【パルワールド】PS5版のオートセーブ不具合が発生!アップデートで対策実施
修正の詳細は以下の通り。
- PS5でオートセーブが正常に動作しない不具合の対策を実装
- 特定の設定下で専用サーバーのセーブデータがロールバックする不具合を修正
- 専用サーバーにおけるメモリリークの修正
- その他、細かい不具合の修正
公式発表によれば、PS5の不具合についてはユーザーからの多数の報告を受け、社内で原因を特定し修正に取り組んだという。ただし、「すべての環境で問題が完全に解消されたかは確認中」とされており、今後も調査と追加対応が継続される見込みだ。
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) April 9, 2025
ユーザーの反応は? 安堵と戸惑いが交錯
SNSでは、アップデートに対するユーザーの声がさまざまに上がっている。
■一部では不具合が継続中
アップデート直後にも関わらず、「昨日試してみたが、まだエラーが出る」という報告も見られる。元のデータでプレイを続けるとエラーが出るが、「新しくワールドを作り直すとエラーが出ない」というユーザーもおり、環境によって挙動に違いがあるようだ。なかにはまったくエラーが出たことが無いというプレイヤーも。
■開発姿勢には好感の声
一方で、「こうした修正報告や継続的な対応の姿勢が好印象」という声も見られ、開発チームの姿勢が一定の信頼を得ている様子も伺える。特に、修正箇所を明示し、ユーザーの協力に感謝を述べる丁寧な対応は評価されている。
プレイヤーへの注意喚起!まだ完全復旧ではない!
今回のアップデートは、重大なバグに対する第一歩に過ぎない。PS5環境では、引き続き不具合が起こる可能性があるため、公式は環境や発生状況の報告を呼びかけている。
特に既存データでプレイを続けているユーザーは、バックアップを取るか、新規ワールドでのプレイを検討する方が安全といえる。
引き続き調査中!プレイヤーからのフィードバックの共有がカギ
パルワールドは、アーリーアクセスという性質上、開発とユーザーの協力が不可欠なフェーズにある。公式フォームでの不具合報告は、改善の精度を高めるために重要な手段だ。
▼パルワールド公式フォーム
バージョンv0.5.3はひとまずの対応であり、完全な安定化には今しばらく時間がかかる見込み。プレイヤー側も適切な報告と情報共有で開発をサポートしていくことが求められている。