『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』(以下、Pokémon TCG Pocket)の開発元であるCreatures Inc.とDeNAは、これまでプレイヤーから不満の声が多かったトレードシステムを大幅に見直すことを発表した。特に、交換時に必要だったトレードメダルを廃止し、既存アイテムの”ひかりのすな”を使用したトレードを実現するという。このアップデートは2025年秋の終わり頃に実装予定であり、現状のトレードシステムの抜本的な見直しとなる。
トレードメダルの問題点とは?

『Pokémon TCG Pocket』では、2024年1月29日にトレード機能が実装された。しかし、その際に導入されたトレードメダルが大きな不満の的となった。プレイヤーがカードを交換するためには、トレードメダルを消費する必要があったが、このメダルは重複したカードを手放すことでしか獲得できず、価値の高いカードを交換するためには多くのコストがかかる仕様だった。そのため、ユーザーからは「自由にトレードできない」「気軽にカードを交換できない」といった批判が相次いだ。
新たに”ひかりのすな”がトレードの中心に

今回のアップデートでは、トレードメダルの廃止に伴い、代わりに”ひかりのすな”がトレードの基軸トークンとなる。ひかりのすなは、ブースターパックを開封した際に既に所持しているカードが出た場合、自動的に獲得できる仕組みになっている。
開発側は、「現在ひかりのすなはアイテムを獲得する際にも使用されているため、トレードにも使用できるようにするために供給量を増やすことを検討している」と説明している。
ただし、現時点ではひかりのすなの必要量については明確にされておらず、3つ星・4つ星・1ダイヤモンドといったレアリティ別の交換コストの詳細は不明である。しかし、ひかりのすなは定期的に開催されるイベントでも入手可能なため、従来のトレードメダルよりも入手しやすくなる可能性が高い。
さらなるトレード機能の改善
今回の発表では、トレードの利便性向上を目的とした新機能も明らかになった。
- 交換希望リストの導入
- プレイヤーが交換したいカードのリストを共有できるようになる。この機能がなかったことは、これまでの仕様における大きな欠点だったといえる。
- 2つ星レアリティやプロモーションカードのトレード開放を検討
- 現状では2つ星のカードやラッキーチャレンジなどで入手可能なプロモーションカードの交換が不可能となっているが、これらのカードも今後はトレード対象となる可能性がある。
2025年秋にトレードの自由度が大幅に向上する見込み
今回の発表は、『Pokémon TCG Pocket』のトレードシステムにおける大きな転換点となる。トレードメダルが廃止され、ほしのすなへと移行することで、プレイヤーがより自由にカード交換を楽しめるようになるだろう。また、交換希望リストの導入やトレード不可だったカードの対象拡大も、利便性向上に大きく貢献する。
ただし、アップデートの実装は2025年秋の終わり頃とされており、実際に変更が適用されるまでにはまだ時間がかかる。それまでにさらなる詳細が発表される可能性があるため、引き続き公式の発表を注視しておきたい。