スマートフォンやNintendo Switch、Steam向けのゲーム開発、移植、パブリッシュ事業を行うroom6が、Steam向け人格破壊ADV『MINDHACK』の大型アップデートを2025年3月2日に配信開始した。本作は、悪人の精神を書き換え、彼らを無害な人格へと変えていくビジュアルノベルである。プレイヤーは天才マインドハッカー「先生」となり、アドベンチャーパートとハッキングパートを通じて世界を平和へと導いていく。
悪人の精神を書き換える斬新なゲームシステム

『MINDHACK』は、個性的な悪人たちと対話し、彼らの精神に潜む「バグ」を排除していく。ギャングのヘッド「ウニ」や、自身をキャビネットと信じるカルト信者など、登場するキャラクターはクセ者揃いだ。アドベンチャーパートでは、主人公の「手」が画面に映し出され、鮮やかなアニメーションとともに対話が進行する。

ハッキングパートでは、タイピングを用いて悪人たちの記憶を解放し、彼らの過去を知ることができる。そして、精神を書き換える際には、特定の単語を「お花」に変えていくことで人格を改変する。このユニークなシステムが、本作ならではの没入感を生み出している。
大型アップデート「第5章」追加!謎の宇宙飛行士「ヒューゴ」登場

今回の大型アップデートでは、新たなストーリー「第5章」が追加された。本章では、突如現れた謎の宇宙飛行士「ヒューゴ」をめぐる物語が展開される。『2001年宇宙の旅』や『遊星からの物体X』といったSF映画へのオマージュが随所に散りばめられており、映画ファンなら思わずニヤリとするシーンも多い。
ヒューゴは一体何者なのか?彼の目的とは?プレイヤーはハッキングを駆使して、その謎に迫っていくことになる。新キャラクターの登場によって、物語はさらなる深みを増し、プレイヤーの興味を引きつける内容となっている。
早期アクセスでの購入特典とボーナス要素
現在、『MINDHACK』は早期アクセスとして配信されている。早期アクセス期間中に購入したプレイヤーは、正式リリース版への追加料金なしでアップグレードが可能となる。また、ゲーム内にはタイピング成績によって解放されるおまけ資料も用意されており、やり込み要素も充実している。
TOKYO INDIE GAMES SUMMITに出展!試遊ブース&グッズ販売

2025年3月8日(土)~3月9日(日)にかけて東京・吉祥寺で開催される「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」にて、『MINDHACK』が出展される。会場では、第1章および今回の第5章をプレイできる試遊ブースが設置され、新作グッズや復刻グッズの販売も行われる。
イベント当日は混雑が予想されるため、グッズは後日オンライン販売も予定されている。長年応援しているファンも、本作を初めて触れるプレイヤーも、この機会にぜひブースを訪れてほしい。
『MINDHACK』基本情報
- タイトル:MINDHACK
- プラットフォーム:PC(Steam)
- ジャンル:ビジュアルノベル
- 配信形態:早期アクセス配信中
- 開発元:VODKAdemo?
- 販売元:room6
- 対応言語:日本語/英語/簡体字/繁体字/韓国語
- プレイ人数:1人
- Steamページ:MINDHACK
- 公式サイト:公式サイト
- 公式X(Twitter):@VODKA_demo
- トレイラー:YouTube
人格改変という独特のテーマを持ち、斬新なゲームシステムで話題を集める『MINDHACK』。今回の大型アップデートで、さらにその世界観が深まった。本作の未来に、今後も注目していきたい。