2023年11月22日にサービスを開始した『真・三國無双 M』は、2025年2月20日のメンテナンスでサービスを終了することを発表し、約2年のサービスで幕を閉じることが決定した。なお、『真・三國無双 M』は無双シリーズのスマホゲームとしては、3作目となっており、1作目は2018年に『真・三國無双 斬』のサービスを開始。その後、約4年後の2022年にサービスを終了している。2作目は2021年にコーエーテクモゲームスがサービスを開始した『真・三國無双』であり、現在もサービスは続いている。
『真・三國無双 M』は、同タイトルの特長である爽快感のある闘いと武将の育成を楽しむスマホゲーム。お馴染みの武将が登場し、シナリオモードのほか、PvP、ギルド、各種イベントなどが実装されていた。武将は、女性武将を中心にメイド服やナース服などをはじめとしたコスチューム違いのラインナップを増やすなど、『真・三國無双 M』でしか見られないものも見受けられた。
ガチャの高ランク武将の入手は比較的容易であり、無課金でも十分に楽しめるゲームであったため、課金ユーザーがそれほど多くなかったことがサービス終了の1つの要因かもしれない。
プレイヤーたちになんとなく予想されていた“サ終“
非常に残念なサービス終了の発表であるが、これに対してプレイヤーたちの反応はいかがなものだろうか?もちろん「残念」という声が多いが、なかには「やっぱり」「そんな感じしてた」という声も多い。これは、サービス終了発表の1ヶ月前に“一部商品販売終了のお知らせ”という発表がなされ、課金アイテムが一部販売終了となった。一部のユーザーでは、この発表の頃から予想はしていたという。なかには始めたばかりのプレイヤーもいたようで「せっかく面白いゲームに出会えたと思ったのに残念」という声もあった。
実際、私もリリースからほぼ毎日楽しませてもらっていたが、近頃イベントが始まらないなとなんとなく予想していた展開に…。武将の育成が楽しく、グラフィックもハイクオリティと良い点が多かったが、一方で1日にやることが多かったり、毎日同じ行動の繰り返しなのでマンネリ化しやすいゲームだったのかもしれない。それほどプレイヤー数が増えている様子もなく、ついには終了となってしまった。
2025年1月14には、PS5、Xbox向けに『真・三國無双ORIGINS』の発売を控えている。前作は2021年に発売された『真・三國無双8 Empires』となっており、派生シリーズの戦国無双では2021年に発売した『戦国無双5』が最新となる。どちらも評判はそれほど良くなく、近年は無双シリーズの期待外れが続いている。最新作はこれまでとは視点を変えたストーリーやアクションの刷新などが見受けられ、1ファンとしても新たな三國無双のブーム到来に期待したい。