18年ぶりの正統続編として注目を集める『メトロイド プライム4 ビヨンド』が、ついに2025年12月4日にNintendo Switch/Switch 2向けに発売される。その中でも特に話題を呼んでいるのが、サムスが乗る新型バイク“Vi‑O‑La(ヴィオーラ)”だ。今回、新たなトレーラーが公開されたので、バイクの性能や活用方法、超能力との相乗効果、そして発売情報についてお届けする。
『メトロイド プライム4 ビヨンド』の新要素公開

『メトロイド プライム』シリーズの最新作『ビヨンド』は、2007年発売の『3』以来の新作となる。対応ハードはNintendo SwitchおよびNintendo Switch 2。Switch 2版では4K@60fpsまたは1080p@120fpsに対応し、マウスライクな操作をJoy-Con 2で実現するなど、より高品質なプレイ体験が可能になる。
Nintendo Switch 2発表時には、Switch 2の新機能であるマウス操作を楽しめるタイトルとして注目を寄せていた。また、オープンワールド型のゲームになるのか?とも期待されており、これまでのメトロイドシリーズからの進化に注目が集まる。
Vi‑O‑Laとは?新要素となるサムス専用バイクの性能

本作最大の新要素が「Vi‑O‑La(ヴィオーラ)」と名付けられたサムス専用のバイク。プレイヤーは特定のエリアでVi‑O‑Laを召喚し、搭乗することで広大な惑星「Byrus(バイラス)」を高速移動できる。以下のようなアクションも可能だ:
- ブースト:スピードを上げて敵や鉱石を粉砕。
- パワースライド:横滑りしながら複数の敵や障害物を吹き飛ばす。
- プロジェクタイル:最大5体の敵を同時ロックオンする追尾型エネルギー弾。攻撃後はブーメランのようにサムスに戻る。
これらのアクションにより、Vi‑O‑Laは単なる移動手段にとどまらず、戦闘支援ツールとしても機能する。
新要素「サイキック能力」で広がる探索アクション
バイクだけでなく、サムスには「サイキック能力」という新要素も加わる。これにより、特定の装置を遠隔操作したり、ドアを開けたり、ビームの軌道を変えることが可能となる。これまで以上に“頭を使う”探索が求められ、シリーズ特有の緊張感と没入感を高める要素となっている。
Vi‑O‑Laは“メトロイドらしさ”を壊す?それとも進化?

「探索に集中したいのに、バイクがテンポを壊すのでは?」と懸念する声も少なくない。しかしVi‑O‑Laは、常時使用できるわけではなく特定エリアに限定されている。この仕様により、従来のメトロイドらしい静と動のバランスは保たれつつ、スピード感と爽快感が加味された、新たな体験が実現されている。
その一方で、Vi‑O‑Laを自由に使ってプレイしたいという声も多い。一定のエリアという条件によってVi‑O‑Laの出番が想像よりも少ないといったことも考えられる。
対応ハード別の違いとAmiibo連動情報

Switch 2版では高画質化に加え、新しい操作モードも導入されており、ハードの性能差を実感できる。さらに、以下のAmiiboも発売予定だ:
- サムス単体(11月6日発売)
- サムス&Vi‑O‑Laセット(11月6日発売)
- Sylux(サイラックス)(12月4日発売)
これらのAmiiboがゲーム内でどのような特典をもたらすのか、続報に注目したい。