【ドラクエ】歴代のラスボス&裏ボスの特徴や背景、正体を紹介

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ドラゴンクエストⅤ:神を超える存在と眠れる帝王

ラスボス:ミルドラース

『ドラゴンクエストV』のラスボスである「ミルドラース
は、人間の欲望を利用し、世界を支配しようとする邪悪な存在。主人公の母(マーサ)を誘拐し、最終的には母はミルドラースの手によって亡くなってしまう。第一形態と第二形態が存在し、最終形態では巨大な悪魔の姿へと変貌する。「しゃくねつ」や「いてつく波動」などを駆使し、全体攻撃を多用する。

裏ボス:エスターク

裏ボスであるエスタークは、長い間眠りについていた地獄の帝王。『ドラゴンクエストⅣ』でも登場しているが、この時の容姿は青色で、まだ覚醒状態に達していなかったため、本来の強さが発揮されていなかった。『ドラゴンクエストV』では裏ボスとして登場し、強さはミルドラースをはるかに超える。2回連続攻撃が基本で、「メラゾーマ」「イオナズン」「しゃくねつ」「かがやくいき」などの強力な攻撃を仕掛けてくる。ゾーマと同様に人気の高いラスボスの1人だ。なお、同作後からは茶色の『ドラゴンクエストV』版のエスタークが定着している。

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ドラゴンクエストⅥ:世界征服と破壊と殺戮の神

ラスボス:デスタムーア

『ドラゴンクエストⅥ』のラスボスである「デスタムーア」は、夢と現実の世界を支配しようとする邪悪な魔王である。物語の幻の大地を征服していたのは「ムドー」かと思われたが、すべてはデスタムーアの仕業である。戦闘では三段階の変身を遂げ、最終形態では巨大な両腕と魔導士のような顔の3体が襲いかかってくる。第一形態では「めいそう」を使い、体力を回復。魔人化した第二形態は「しゃくねつ」のほか、「バイキルト」や「まわしげり」「しっぷうづき」といった格闘攻撃を得意とする。最終形態ではドラクエ最強の攻撃魔法とされていた「マダンテ」を使うことができる。『ドラゴンクエストⅥ』のラスボスはデスタムーアであるが、中ボスとして登場するムドーの人気も高い。

裏ボス:ダークドレアム

デスタムーアを倒した後に挑戦できる裏ボス「ダークドレアム」は、歴代シリーズの中でも屈指の強さを誇る存在である。ダークドレアムの強さにはデスタムーアを倒す程度のレベルでは到底かなわないだろう。ダークドレアムには、面白い仕掛けがあり、ダークドレアムを20ターン以内に倒すことができれば特殊なイベント戦が登場する。これはダークドレアムが勇者に従い、デスタムーアを瞬殺するという演出イベントだ。

ダークドレアムの容姿は中ボスの「デュラン」の色違いで、「グランドクロス」「ギガデイン」などの強力な技を放つ。『ドラゴンクエスト テリーのワンダーランド』では、ダークドレアムが最強のモンスターとして登場する。

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ドラゴンクエストⅦ:神を超えた魔王と神の試練

ラスボス:オルゴ・デミーラ

『ドラゴンクエストⅦ』のラスボスである「オルゴ・デミーラ」は、かつて神をも打ち倒し、世界を封印した魔王である。彼は複数の形態を持ち、第一形態は蛇のような体に羽の生えた姿。第二形態では人の姿となり、第三形態は体は人型だが顔はモンスターという第一形態と第二形態が混在した姿になる。第四形態になると怪物へと変身する。ファンの間では、序盤で仲間になり、途中でパーティから抜けてしまう「キーファー」がオルゴ・デミーラ説がささやかれているが、公式に言及されたことはない。

裏ボス:かみさま

裏ボス「かみさま」は、オルゴ・デミーラ討伐後に試練としてプレイヤーに戦いを挑んでくる。かつてはオルゴ・デミーラと一戦を交えたが、敗北したことでオルゴ・デミーラを倒すべく修行を続けていた。見た目はヒゲを蓄えた割腹の良いおじいさんであるが、見た目とは裏腹にとてつもない強さを誇る。なお、ラスボスにおいて自動回復を備えた初めてのボスであり、毎ターン毎にHP50程度を回復する。

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ドラゴンクエストⅧ:暗黒神と竜神王の秘密

ラスボス:暗黒神ラプソーン

『ドラゴンクエストⅧ』のラスボス、暗黒神ラプソーンは、長らく魂と肉体を封印されていた。魂を封印した杖を持つものを闇へと導き、中ボスの「ドルマゲス」も暗黒神ラプソーンに洗脳されていた。ドルマゲスが討伐された後、封印を解かれたことで復活し、強大な力を手に入れた。第一形態と第二形態があり、特に最終形態では「いてつく波動」「マダンテ」「めいそう」などを使用する。

裏ボス:竜神王

暗黒神ラプソーンによって滅ぼされた竜神族の王が裏ボスであり、真のエンディングにつながる。竜神族は人と竜の姿に変身することができるが、竜神王はとある悲劇から人の姿を捨てることを決意。しかし、人の姿を捨てる儀式に失敗し、竜の姿から戻れなくなってしまう。竜の姿では体力の消耗が激しく、竜神族の仲間から体力を奪うことによって生き延びてきた。この竜神王を正気に戻すところから戦いは始まる。最終的には竜の姿と人の姿の2回対戦することとなる。なお、序盤から主人公と旅をしてきたネズミの「トーポ」の正体は、実は竜神族の長老にして主人公の祖父であった。なお、主人公は人と竜神族のハーフで竜神族の里の生まれ。両親の死後、長老たちによって人間界に追放された。

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ドラゴンクエストⅨ:堕天使と真の闇の支配者

ラスボス:堕天使エルギオス

『ドラゴンクエストⅨ』のラスボスは、主人公の師匠である「イザヤール」の元師匠「堕天使エルギオス」で、かつて天使界の守護者であった。ドラクエシリーズの定番となりつつあるが、人間の裏切りによって憎しみに染まり、魔王と化した存在である。2010年に解禁された『クエストNo.163【星のまたたき】』をクリアすることでラスボスでありながらも仲間にすることが可能だ。なお、第一形態の容姿は羽の部分などにやや天使っぽさが残っており、魔軍司令ホメロスのようなスタイル。完全に悪に染まった第二形態は、デビル化した容姿となっている。

裏ボス:歴代魔王(大魔王の地図)

『ドラゴンクエストⅨ』では、他のシリーズのような裏ボスというのが設定されていない。一方、クエストのクリアやモンスタードロップで手に入る大魔王の地図が存在し、「堕天使エルギオス」以上に手ごわい敵が現れる。これらはドラクエシリーズの歴代ボスと戦うもので、ラスボスではない中ボスも登場する。入手できる地図は「竜王の地図」「シドーの地図」「バラモスの地図」「ゾーマの地図」「デスピサロの地図」「ミルドラースの地図」「エスタークの地図」「ムドーの地図」「デスタムーアの地図」「ダークドレアムの地図」「オルゴ・デミーラの地図」「ドルマゲスの地図」「ラプソーンの地図」がある。

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ドラゴンクエストⅪ:悪しき魔道士の陰謀と邪神の恐怖

ラスボス:邪竜ウルナーガ & 魔王ウルノーガ

『ドラゴンクエストXI』のラスボスは、命の大樹の消失とロトゼタシアの征服を企む「魔王ウルノーガ」とその真の姿である「邪竜ウルナーガ」である。始めはは魔王ウルノーガ単体であるが、最終決戦になると邪竜ウルナーガが登場する。魔王ウルノーガの正体は、かつて勇者(ローシュ)らと共に邪神ニズゼルファと戦った魔法使い「ウラノス」である。勇者が「ニズゼルファ(裏ボス)」にトドメを刺そうとした時、「勇者を殺せばお前に力をやる」とそそのかされ、弱い心に付け込まれる形で彼は操られてしまい、勇者を殺害した。とウルノーガは強力な呪文を駆使し、「メラガイアー」「ドルマドン」などの強力な単体攻撃に加え、「いてつく波動」で補助効果を無効化する。また、彼を倒した後に現れる邪竜ウルナーガは、さらなる強敵であり、「奈落の風」「闇の炎」など広範囲攻撃を多用する。両者の戦いを勝ち抜くためには、強力な装備と適切な回復戦略が求められる。

裏ボス:邪神ニズゼルファ

エンディング後に登場する裏ボス「邪神ニズゼルファ」は、“大いなる暗黒の力”と語り継がれる邪神。はるか昔から存在し、過去には勇者たちとの戦いを繰り広げた。その後、封印されていたが、主人公たちが時間を巻き戻して過去に遡る際に一緒に忍び込んで復活を遂げた。容姿はドラクエシリーズの中でも異質で、モンスターとも言い難い巨大な昆虫のような姿である。ゾーマと同じく闇の衣を纏っている。なお、戦いの途中で顔にヒビが入り、本当の顔が現れる。