2024年4月30日、スクウェア・エニックス・ホールディングスは3月期の決算において、コンテンツ廃棄損として約221億円を計上しました。この報告により、「ドラゴンクエストⅫ 選ばれし運命の炎」の開発が中止されたのでは?と憶測が広がりました。
しかし、5月27日にドラゴンクエストシリーズのゲームデザイナーである堀井雄二氏がX(旧Twitter)を更新し、驚くべき発言をしました。堀井氏はドラゴンクエストⅫの打ち合わせを行っていたことを明らかにしたのです。
投稿には「亡くなったお二人の遺作に相応しいものをと思っています。頑張るぞお!」と綴られており、この「お二人」とは、ドラゴンクエストシリーズのキャラクターデザインを手掛けていた鳥山明さんと、音楽を担当していたすぎやまこういちさんを指しているのではないでしょうか。
堀井氏の発言は、ファンにとって朗報となり、ドラゴンクエストⅫの開発が継続中であることが明らかになりました。スクウェア・エニックスからの公式発表はまだありませんが、今後の展開に注目が集まっています。
世界観、システムが大きく変わる?ドラゴンクエストⅫとは?
ドラゴンクエストⅫ 選ばれし運命の炎は、ドラゴンクエストシリーズの最新作として発表され、ファンから大きな期待を寄せられているタイトルです。本作は「選ばれし運命の炎」を副題に持ち、シリーズ初の大規模なストーリーチェンジや新しい戦闘システムの導入が予告されています。
これまでのシリーズとは一線を画す、ダークなテーマが特徴となる予定であり、プレイヤーの選択が物語に大きな影響を与えるシステムも注目されています。また、美麗なグラフィックと広大なオープンワールドが特徴で、従来のファンはもちろん、新しい世代のプレイヤーにもアピールすることを目指しています。
2021年に堀井氏は、「今回はダークな感じになってる。大人向けのドラゴンクエスト」と明らかにし、「コマンドバトルを一新しました。変わります!これまでのユーザーの方も違和感なく遊べると思います。おもしろくなると思ってます」と予告していました。