株式会社集英社ゲームズは、ドット絵シミュレーションゲームで高い評価を得ている株式会社カイロソフトと共同で、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』50周年記念作品となる新作ゲーム『こちら葛飾区亀有公園前派出所~両さんの商店街物語~』の制作を発表した。本作は「ジャンプフェスタ2026」ジャンプステーションにて初公開され、大きな注目を集めた。
発売日は現時点では未定だが、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Steam、iOS、Androidと、家庭用からモバイルまで幅広いプラットフォームでの展開が予定されている。長年にわたり国民的作品として愛されてきた『こち亀』が、ドット絵によるシミュレーションゲームとしてどのように描かれるのか、続報への期待が高まっている。
両さんらしい商店街経営で億万長者を目指すゲーム性

『両さんの商店街物語』は、「一攫千金!商店街建設シミュレーション」をジャンルに掲げる作品である。プレイヤーは両津勘吉となり、ギャンブルやアルバイトで元手を稼ぎながら、商店街にさまざまな施設を建設していく。施設が増え、商店街が発展するほど人が集まり、収益も加速度的に増えていく設計だ。

しかし、両さんらしく楽をしていると、部長に仕事をサボっているところを見つかってしまうなど、原作を彷彿とさせるハプニングも待ち受けている。金儲けの爽快感と、ドタバタ劇が同時に楽しめる点は、本作ならではの魅力といえる。

原作愛が詰まったキャラクターとストーリー

本作には、派出所の主要メンバーはもちろん、原作に登場した数多くのキャラクターが参戦予定で、その数は200体以上に及ぶ。懐かしのキャラクターから意外な人物まで登場し、すべてのキャラクターと出会えるかどうかもプレイヤーの楽しみのひとつとなる。
さらに、商店街の発展に応じて、笑いあり涙ありの原作エピソードを追体験できるストーリーイベントが発生する。ミニゲームを成功させながら物語を進めていく構成となっており、『こち亀』らしいテンポの良いギャグと人情味あふれるエピソードが、ドット絵の世界で再構築される。
対応機種・基本情報まとめ

『こちら葛飾区亀有公園前派出所~両さんの商店街物語~』の基本情報は以下の通りである。
対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Steam、iOS、Android。ジャンルは一攫千金!商店街建設シミュレーションで、プレイ人数は1人。対応言語は日本語、英語、繁体字となっている。発売は集英社ゲームズ、開発はカイロソフトが担当する。

国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の50周年を記念した本作は、原作ファンはもちろん、カイロソフト作品のファンにとっても見逃せない一本となりそうだ。今後公開される続報にも注目したい。

