任天堂は2025年11月26日、「Nintendo Switch Online」加入者向けサービスである「ファミリーコンピュータ Nintendo Classics」と「ゲームボーイ Nintendo Classics」に、新たに4タイトルを追加した。今回追加されたのは、アクション性の高い名作ばかりで、どれもゲーム史に名を刻む個性的なタイトルばかり。懐かしの名作から、日本未発売だった海外タイトルまで、レトロゲームファン必見のラインアップを紹介する。
忍者龍剣伝Ⅱが登場!シリーズ屈指の名作

『忍者龍剣伝Ⅱ 暗黒の邪神剣』(コーエーテクモゲームス)は、1990年にファミリーコンピュータ向けに発売された忍者アクションゲームである。前作の物語から1年後、リュウ・ハヤブサの前に新たな脅威「兇魔天帝アシュター」が現れ、再び戦いが幕を開ける。

本作では、壁につかまりながらの登り降りや攻撃、最大2体の分身による同時攻撃など、アクションの自由度が大きく向上。分身の誘導によってリュウの攻撃範囲を拡張できる戦略性もあり、シリーズファンはもちろん、新規プレイヤーにもおすすめの一本だ。
カエルが主役の異色作『バトルトード』もラインアップに

『バトルトード』(Xbox Game Studios)は、1991年にファミコン向けに発売されたスーパーアクションゲーム。カエル戦士ラッシュとジッツが、誘拐されたアンジェリカ王女と仲間のピンプルを救出するため、激しい戦いに挑む。

本作は、横スクロールや縦スクロールに加え、エアバイクやスペースボードを使った高速アクションなど、多彩なステージ構成が魅力。全12ステージそれぞれに異なるギミックやテクニックが求められ、挑戦しがいのあるタイトルとなっている。
ゲームボーイは海外名作2本追加!日本初のKid Icarus登場


『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』(任天堂)は、1991年に北米でのみ発売されたゲームボーイ向けアクションゲーム。女神パルテナからの命を受け、天使ピットが「三種の神器」を求めて3つの世界を巡る旅に出る。タワー形式で上方向へ進むステージや、ショップ・訓練部屋など多彩な要素が詰まっており、前作『光神話 パルテナの鏡』の続編としても評価が高い。


また、『BIONIC COMMANDO(バイオニックコマンドー)』(CAPCOM)は、1992年に発売されたワイヤーアクションが特徴の作品。銃とワイヤーを駆使して高低差のあるマップを自在に移動しながら、敵の巨大要塞へと潜入していく。ワイヤーの縮小・振り子移動によるアクション性の高さが特徴で、戦略と操作の両面が試される硬派な一本だ。

