『ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ』感想、ジョジョ未体験でも感じた魅力

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「ジョジョの奇妙な冒険 オラオラオーバードライブ」が9月25日にリリースされた。私はジョジョ未履修勢であるが、何となく気になってダウンロードしてみた。結果から言うと、ジョジョを知らなくても意外と楽しめている。今回はプレイしてみた感想や進行状況を気ままに綴っておく。

ジョジョに関しては「名前は知ってる」「スタンドっていう設定があるらしい」くらいの知識しかなかった私でも、意外と興味をそそられ、取り残されることなくジョジョの世界を堪能している。

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ストーリーは“漫画を読む感覚”でスッと入れる

ゲームを始めると最初に解放されているのが、「ファントムブラッド」「戦闘潮流」「スターダストクルセイダース」の3部構成のストーリー。今のところ、ファントムブラッドと戦闘潮流はノーマルでコンプリート。

意外だったのが、ストーリーのテンポ感と要点だけを上手にまとめた構成。ざっくり言うと、「めちゃくちゃ分かりやすいダイジェスト」みたいな内容で、ジョジョ初心者でも短い時間で無理なく物語に没頭できる。漫画っぽい演出やジョジョらしいセリフ回しも丁寧に作られていて、さらにはボイスも収録されており、これがフルボイスとなっている点も嬉しい。うまい具合に続きが気になる編集になっていて“読むのが面倒”と感じることがなく、スキップせずに楽しめる。

ストーリーを追っていくうちに、主要キャラの立ち位置や関係性、世界観が自然と分かってくるので、「ジョジョってどんな作品?」と思っていた自分にはかなりありがたい構成だ。また、時系列もストーリー順にまとめられているので、主人公の親子関係なども分かりやすい。

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プレイ5日目のパーティーと推しキャラは?

プレイ5日目の現在、メイン編成に入れているのはこの5人(すべてUR)。5日目にして戦闘力は4434。

  • 空条承太郎
  • ディオ・ブランドー
  • モハメド・アヴドゥル
  • 岸辺露伴
  • ウェザー・リポート

一番活躍してくれているのは岸辺露伴。味方の物理強化・防御バフ・敵へのデバフなど、サポートと火力を兼ね備えた万能キャラ。必殺技の「心の扉は開かれる」は範囲が広くて、遠距離からの援護も便利。

承太郎は王道のアタッカー。体力と火力がともに高く、どんな編成にも馴染む印象だ。フレンド枠での承太郎の使用率は高く、その人気が伺える。特殊攻撃が高いアヴドゥルは遠距離の火力役として、上手に立ち回ることができれば頼れる存在。ファントムブラッドの敵キャラであるディオも人気があり、近距離攻撃と貫通式の遠距離攻撃を使用することができる。貫通攻撃は仲間にもダメージを与えてしまうが、使いやすい。

一方、ウェザー・リポートだけは、現時点ではいまいち使いどころが分からず掴めず…。特殊防御型ではあるが、そこまで耐性が高いわけではない。攻撃アビリティの「ウェザー・リポート」の強さもそこそこで、これといって飛びぬけた特長がないのが残念だ。

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無課金プレイによるガチャ・育成まわりの所感

今のところ完全無課金でプレイ中。それでもガチャに必要なスターは結構手に入る。ログインボーナスやストーリー初回報酬、ミッション報酬、シーズンパス、リリース記念報酬で、5日間で7~8回程度10連ガチャを引いた。

ガチャの排出率も悪くなく、7~8回の10連ガチャで5体のURユニットが揃った。ただ、一日一回引ける広告を見て回せるガチャがあり、初日に引いていきなりディオ・ブランドーのURを引くという驚きの幸運も。初回のリセマラもしていないので、この排出率はかなり良心的だと思う。強キャラがポンポン出すぎても面白くない派なので、ちょうど良いバランスだと感じている。

ちなみに、ガチャはユニットの他に「サポーター」と「アシストカード」もある。サポーターは使用することで効果を発揮し、アシストカードは常時効果を発揮するカードだ。アシストカードのURは「奇妙な友情の終着」、サポーターのURは「吉良吉廣」「空条承太郎」を入手済み。ユニット以外の強化要素もあるので、パーティーの強化や育成が楽しめる。パーティーの編成は基本的におまかせで組めば済んでしまう。

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バトルはシミュレーション形式。操作性にやや難あり?

戦闘システムはマス目移動型のシミュレーションRPG。行動順やスキル範囲を考えながら、キャラを移動・攻撃させていく。

戦略性はそれなりに高く、やりがいがあるが、UIや操作性にはちょっと難あり。特にキャラが密集しているとマスの列の見分けがつきにくい。また、うっかり「待機」を押してしまう間違いも何度か経験済み。アビリティを使うとそれぞれアニメーション有り。

操作性は慣れでカバーできる部分もあるが、今後のアップデートでの改善に期待。

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イベント「激闘バトル 悪の帝王」開催中

ちょうど今開催されているイベントが「激闘バトル 悪の帝王」。ステージをクリアすると専用メダルがもらえ、それを使って育成素材やアシストカードと交換が可能。イベントステージはストーリーなどは特になし。とにかく敵を倒し、ステージをクリアするのみとなっている。

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ジョジョ未履修でも楽しい!育成重視のキャラゲー

総じて、「戦闘よりもキャラの育成やストーリーを楽しむゲーム」と思ってプレイするのが良いかもしれない。自分のようにジョジョを全く知らない人間でも、ストーリーを追いながら少しずつキャラや世界観に詳しくなっていけるのが魅力。

1986年から続く原作は現在Part9まで続いていて、全部追うのはかなり大変。でもこのゲームなら、要点をかいつまんで“ジョジョってこういう作品なんだ”と知ることができるし、ストーリーや演出の作りも丁寧。

今はPart3「スターダストクルセイダース」までが実装されているが、COMING SOONとしてPart6「ストーンオーシャン」まで用意されている。イベントや新キャラの登場にも期待できるので、しばらくは遊び続けていけそうだ。