国産インディーゲームの可能性を大きく広げる注目作がSteamに登場。株式会社トライシステムが手がけるインディーゲームレーベル「WorldMap」より、サンドボックス型ストラテジーRPG『歴史の終わり』のデモ版が2025年10月2日より公開された。プレイヤーの選択で物語が大きく変化する革新的なゲーム体験を、いち早く味わえるこのチャンスを見逃す手はない。
圧倒的自由度と深みで描く中世ファンタジーの世界
『歴史の終わり』は、中世風の世界を舞台とするサンドボックス型ストラテジーRPGだ。プレイヤーは無名の浪人として放浪の旅に出発し、盗賊、商人、騎士、あるいは王となるまで、自由な選択によって運命を切り拓いていく。

本作の最大の特徴は、すべてのNPCが独自の意思を持ち、プレイヤーとの関係性や環境の変化に応じて行動が変化する点にある。会話ひとつとっても、過去の出来事や信頼度などをもとにプロシージャルに生成されるため、プレイごとにまったく異なるストーリーが展開する。まさに「世界に一つだけの物語」を紡ぎ出す体験が可能となっている。

2年間の物語をまるごと体験!デモ版を公開!
2025年冬の正式リリースに先駆けて、Steamにて公開されたデモ版では、キャンペーンモードの序盤2年間をフルプレイ可能。製品版と同じシステムを搭載しており、NPC同士の人間関係、戦争、政治、取引、裏切りなど、複雑に絡み合うドラマを存分に体験できる。
戦闘では多数の兵士が入り乱れるスケール感あるバトルが展開され、戦略性と臨場感を両立。単なる“シミュレーションRPG”にとどまらず、プレイヤー自身の行動が世界の流れを変えていく感覚が味わえるのも、本作の醍醐味だ。
さらに、本作は2025年10月13日から開催される「Steam Next Fest」にも参加予定。多くのユーザーに触れられることで、さらなる注目が集まることは間違いない。
文化庁支援&海外賞受賞の話題作、世界注目のインディーRPG
『歴史の終わり』は、令和6年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業に採択されたほか、ポーランドで開催された「Digital Dragons 2024」にて「Indie Showcase Activision特別賞」を受賞するなど、国内外から高い評価を受けている。
ゲームシステムの革新性、ストーリーテリングの自由度、プレイヤー体験の没入感が高く評価されており、まさに“次世代型ストラテジーRPG”として、インディーゲーム界に新たな風を吹き込んでいる。
『歴史の終わり』は、プレイヤー自身の選択と行動によって物語が動き出す、“生きた世界”を体験できるゲームである。予測不可能な展開と、NPCとのリアルな人間関係が織り成す物語は、従来のRPGとは一線を画す。
デモ版はSteamで配信中。誰もが異なる「自分だけの歴史」を体験できるこのタイトルを、まずは体感してみてほしい。正式リリースが待ち遠しくなること請け合いだ。
▼『歴史の終わり』公式サイト
▼『歴史の終わり』Steam ストアページ