正式リリースに先駆け、3日間限定の先行プレイがスタート
格闘ゲーム界を代表するシリーズ『餓狼伝説』の最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』が、2025年4月24日の正式発売に先駆け、4月21日よりアーリーアクセスを開始した。今回のアーリーアクセスは、デジタル版を4月23日までに予約購入したユーザーを対象に実施されており、3日間限定でいち早く本作をプレイすることができる特典付きの先行体験となっている。さらに、予約特典として「餓狼伝説2 テリー」のDLCコスチュームもプレゼントされるなど、ファンにはたまらない内容が用意されている。
この先行アクセスは、正式リリースを待ちきれないユーザーにとって、実際のバトルシステムやキャラクター操作をいち早く体感できる貴重な機会だ。既にSNS上では「テリーの新モーションが最高」「グラフィックの進化に驚いた」など、プレイ初日の感想が次々と投稿されており、注目度の高さがうかがえる。
26年ぶりの新作、現代に蘇る“伝説”の格闘ゲーム

『餓狼伝説 City of the Wolves』は、1991年に第1作が登場して以来、数々の名作を生み出してきた『餓狼伝説』シリーズの最新作であり、前作『餓狼 -MARK OF THE WOLVES-』から実に26年ぶりの完全新作となる。格闘ゲーム黄金期を支えた伝統と、最新技術による進化が融合した意欲作である。

本作では、アートスタイルが一新され、キャラクターや背景の描写はよりスタイリッシュかつ迫力のあるビジュアルに仕上がっている。シリーズの根幹である格闘システムには、新たに「REVシステム」が導入され、バトル中の駆け引きと緊張感が一層高まる設計となっている。また、操作スタイルもプレイヤーのレベルに応じて選べる2種類が用意されており、格闘ゲーム初心者でも安心して楽しめる仕様になっている。
舞台は再び“サウスタウン”、新旧キャラクターが集結

『餓狼伝説 City of the Wolves』の舞台は、シリーズファンにはおなじみの“サウスタウン”。金と暴力が渦巻くこの都市を舞台に、新たな戦いの幕が上がる。登場キャラクターには、長年の人気を誇るテリー・ボガードやアンディ・ボガードに加え、今後のDLCではケン、春麗、ジョー・東、Mr.ビッグといった新旧の豪華ファイターが続々と参戦予定だ。
彼らがそれぞれの背景や信念を胸に激突するストーリーは、ただの対戦ゲームではなく、濃厚なドラマとしても楽しめる構成になっている。プレイヤーは、お気に入りのキャラクターを操作しながら、サウスタウンに新たな“伝説”を刻むことになる。
初心者必見、プレイ前にチェックしたい公式トレーラー
SNKは本作のアーリーアクセス開始に合わせて、テリー・ボガード(CV:近藤隆)のナレーションによる「プレイガイドトレーラー」を公開した。このトレーラーでは、シリーズの歴史や本作のゲームモード、基本操作などを丁寧に紹介しており、これから初めて『餓狼伝説』をプレイする人にもわかりやすい内容となっている。

特に注目すべきは、トレーラー内で紹介される「REVシステム」や「操作スタイルの違い」など、戦略性に関わる重要な要素だ。格闘ゲームに不慣れなユーザーにとっても、このガイドを見てからプレイすることで、より深くゲームを楽しめるようになる。
シーズンパス付のSPECIAL EDITION発売!
『餓狼伝説 City of the Wolves』は、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Steam、Epic Gamesストアにて、デジタル版とパッケージ版の両方で販売される予定。SPECIAL EDITION(7,920円・税込)には、ゲーム本編に加え、5人のDLCキャラクターが順次配信されるシーズンパス1が同梱されており、発売後も長く楽しめる仕様になっている。
対応プラットフォームの中には、PlayStation 4版からPlayStation 5版への無料アップグレードにも対応しているため、ハードの移行に不安があるユーザーにも配慮された設計だ。
ファンも新規も、この春“新たな餓狼”を体験せよ

26年の時を経て、ついに始動した『餓狼伝説 City of the Wolves』。懐かしさと新しさが絶妙に融合した本作は、長年シリーズを追い続けてきたファンにとっては待望の一作であり、これから格闘ゲームに触れるユーザーにとっては絶好の入門作でもある。アーリーアクセスを活用して、誰よりも早く“伝説”の続きに踏み込んでみてはいかがだろうか。シリーズ最新作は、ただの続編ではない。これは、“格闘ゲームの未来”を示す挑戦でもある。