【モンスターハンターワイルズ】PS5で快適に遊べる?最適なハード選びを解説

Playstation

2月28日に『モンスターハンターワイルズ』が発売する。すでにベータテストも行われており、楽しみにしているプレイヤーも多いことだろう。ご存じの通り、モンスターハンターシリーズは迫力のあるモンスターが魅力のひとつだ。そのため、2021年に発売した『モンスターハンターライズ』からの映像の進化が期待されている。そこで問題になっているのがハードウェアのスペックだ。『モンスターハンターワイルズ』を楽しむにあたり、ハードウェアによる違いを確認しよう。

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『モンスターハンターワイルズ』の対応ハードは?

推奨スペックを確認!グラフィックカードはRTX 2060 Super相当

『モンスターハンターワイルズ』をプレイするにはPlaystation 5、Playstation 5 Pro、XBOX SERIES X/S、STEAMの4つの選択肢がある。ネット上では「Playstation 5ではまともに動作しない」という情報が一部出回っているが、そんなことはないので安心してほしい。しかし、『モンスターハンターワイルズ』と同時にハードの購入を検討している人はどれを購入するか悩ましいところだ。

まずは、『モンスターハンターワイルズ』の公式サイトにSTEAM向けに要求スペックの詳細が掲載されているので確認して欲しい。プレイするにあたって推奨されるスペックは以下の通りだ。

『モンスターハンターワイルズ』推奨環境 ※モンスターハンターワイルズ公式サイトより


一番重要なのはグラフィックカードの「GeForce RTX 2060 Super」という部分。このグラフィックカードはPlaystation 5相当と言われており、Playstation 5は「GeForce RTX 2060 Super」相当もしくは若干劣る程度の性能とされている。ただし、PCの場合の解像度は1080pのFHDとなる。これはOSがWindowsであったり、ゲーム以外のためのプログラム言語が組まれていたりするためで、ゲーム用に最適化されたPlaystation 5は4K映像に対応している。XBOX SERIES X/SとPlaystation 5及びProを比較すれば、スペック上ではXBOX SERIES X/Sに軍配が上がる。しかし、実際の映像表現においてはPlaystation 5が優れていることが多いという結果が出ているという。

フレームレートと画質の関係、4K/60fpsはどのハードで可能?

次に重要なのがフレームレートだ。フレームレートは秒数あたりのコマ数を示し、数字が大きいほど滑らかな映像を楽しむことができる。基本的にすべての機種において60fpsでプレイが可能だ。しかし、これには色々な条件にもよるところが大きい。まず、フレームレートは画質とのバランスで30fpsと60fpsが使い分けられる。Playstation 5の設定にある通り、画質優先にすると4K/30fps、パフォーマンスモードではFHD/60fpsとなるように、画質を上げるとフレームレートが下がり、またその逆もあり得る。これはソフトにもよっても変わり、4K/60fpsに対応しているものもある。なお、Plastation 5の最高パフォーマンスは4K/120fpsとなっているが、対応しているゲームソフトはまだ少ない。

PS5 Pro Enhanced版とは?超解像度技術PSSRでさらに美しく

話を戻すと、前述で“基本的にはすべての機種において60fpsでプレイ可能”と書いたが、これはFHDでの話だ。この時点でPlaystation 5で『モンスターハンターワイルズ』が普通に動かないということはない。今までのその他のタイトルのように普通に遊べるはずだ。

ただ、最適かつ高パフォーマンスな映像で遊びたい人にはPlaystation 5 Pro及びPCをお勧めする。『モンスターハンターワイルズ』には、「PlayStation 5 Pro Enhanced」というパッケージが販売されることが決定している。これは4K/60fpsでのプレイを実現したPlayStation 5 Pro専用ソフトだ。単純に高画質で高フレームレートというだけでなく、超解像度技術「PlayStation スペクトルスーパーレゾリューション (PSSR)」によってグラフィックが強化されている。『モンスターハンターワイルズ』のほかには、『ドラゴンズドグマ2』『バイオハザード RE:4』『バイオハザードヴィレッジ』でも発売された。

■解像度優先(レイトレーシング有効)

■フレームレート優先(レイトレーシング無効)

Playstation 5 Proでは、4K(3840×2160)/60fpsでプレイは可能であるが、水辺やガラスなどの光の屈折などをリアルに表現するレイトレーシングは画質やフレームレートによって有効/無効が異なる。結果としてPlaystation 5 Proで遊ぶのであれば、「PlayStation 5 Pro Enhanced」を購入しなければ意味がないということだ。


PlayStation 5 Pro Enhancedパフォーマンス仕様 ※モンスターハンターワイルズ公式サイトより
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モニター&テレビ選びも重要!4K/60fps対応の機種を確認

高パフォーマンスでプレイする選択肢として、一番パフォーマンスを追い求められるのがPCだ。PCにおいては、4Kや8Kの高画質も実現可能なうえ、フレームレートの上限は無限大ということになる。ただし、ゲーム機に比べてコストがかかるのは確かだ。2025年2月現在の価格でいえば、Playstation 5は約8万円、Playstation 5 Proは12万円。一方、Playstation 5 Pro以上の性能のPCを組もうと思えば30万~40万円はするだろう。

これまで、ハードによって発揮可能なパフォーマンスについてまとめてきたが、それ以前にテレビやモニターにも注意が必要だ。いくらハードが高性能であってもモニターが対応していなければその性能は出力できない。とくにテレビでは、4K/60fpsに対応しているモデルはまだまだ限られている。一方、ゲーミングモニターであれば4K/120fpsの出力が可能な選択肢の幅は広がる。よってPlastation 5をゲーミングモニターに繋いで高パフォーマンスで楽しむという使い道も出てくるのだ。